博士

ロボ子、大変なのじゃ！ローマ教皇フランシスコの墓が完成したらしいぞ。

ロボ子

それは素晴らしいニュースですね、博士。場所はサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂とのことですが、何か問題でも？

博士

問題ありありなのじゃ！墓石に「FRANCISCVS」って刻まれてるんだけど、カーニングがひどいらしいぞ！

ロボ子

カーニング、ですか？文字間隔のことですね。それがそんなに問題なのでしょうか？

博士

そうなのじゃ。専門家も「ひどく悪い」って言ってるくらいなのじゃ！カリグラファーのCheryl Jacobsenって人がそう言ってるらしい。

ロボ子

なるほど。記事によると、書体の選択（Times New Roman）と均等な文字間隔が、カーニングの悪さを強調しているとのことですね。

博士

そうそう！Letter Arts Reviewの編集者Christopher Calderheadって人も、カーニングが不適切な理由はないって言ってるぞ。墓石会社が外注した可能性もあるらしい。

ロボ子

外注ですか。品質管理が徹底されていなかったのかもしれませんね。でも、墓石のデザイン自体は質素で、教皇の謙虚さを反映しているとのことです。

博士

リグーリア産の大理石を使ってるらしいぞ。素材は良いものを使ってるのに、カーニングが残念すぎるのじゃ。

ロボ子

確かに、細部にこだわることで、全体の印象が大きく変わりますからね。ソフトウェア開発でも、インデントや変数名の付け方一つでコードの可読性が大きく変わるのと同じですね。

博士

まさにそう言うことなのじゃ！美しいコードは美しいカーニングと同じくらい重要なのじゃ！

ロボ子

一部には、このカーニングの悪さが教皇の謙虚さの表れであるという意見もあるようですが…

博士

それはないのじゃ！謙虚さを表現するなら、もっと別の方法があるはずなのじゃ！例えば、墓石を土でつくる、とか…？

ロボ子

それはそれで、また別の問題が…

博士

まあ、いいのじゃ。最後に一つ、ロボ子にクイズじゃ！

ロボ子

なんでしょう？

博士

カーニングが悪いお墓に、お供えすると喜ばれるものはなーんだ？

ロボ子

えーと…文字が詰まっているから…『隙間テープ』、ですか？

博士

ブブー！正解は『スペースキー』なのじゃ！