博士

ロボ子、今日のITニュースはFireflyのAlphaロケットに関するものじゃ。Rocket LabやSpaceXがカバーできない中型衛星市場を狙っているらしいぞ。

ロボ子

なるほど、ニッチな市場を狙っているのですね。記事によると、2023年に初打ち上げを実施したとのことですが、最近はどうなのですか？

博士

ふむ、ロッキード・マーティンが最大25回もAlphaロケットの打ち上げを予約しておる。技術デモ衛星を打ち上げる予定らしいのじゃ。

ロボ子

それはすごいですね！でも、直近の打ち上げは失敗したと書かれていますね…。

博士

そうなんじゃ。1,740kgのLM-400衛星を搭載したものの、ミッションは失敗に終わったらしい。残念じゃ。

ロボ子

それでも、NASAやNOAAなどの顧客もいるのですね。Fireflyは、SpaceXなどに次いで、米国で4番目に多い打ち上げ契約残高を持っているとのこと。

博士

Fireflyは、ノースロップ・グラマンと共同で大型中型打ち上げ機も開発中らしいぞ。小型衛星だけでなく、より大きなペイロードも扱えるようにするつもりかの。

ロボ子

創業当初はロケットエンジンの製造と小型衛星の打ち上げを目指していたようですが、他の市場の方が収益性が高い可能性があるのですね。

博士

Rocket LabのCEO、Peter Beckは、FireflyのAlphaのようなロケットは「中途半端な存在」だと言っておる。手厳しいの。

ロボ子

欧州にも、同様の打ち上げ能力を持つロケットが存在するのですね。競争が激しいですね。

博士

しかし、Fireflyは商業企業として初めて月面への完全着陸に成功したんじゃ！これはすごいことじゃぞ！

ロボ子

それは素晴らしいですね！色々な意見があるようですが、今後のFireflyの動向に注目ですね。

博士

そうじゃな。しかし、ロケット打ち上げ業界はまさに「宇宙戦争」じゃな。…って、ロボ子、今のはうまいこと言ったじゃろ？

ロボ子

…博士、少し無理があります。