博士

ロボ子、Super Micro Computer (SMCI)の株価が急落したのじゃ！

ロボ子

あら、博士。どうしたんですか、そんなに驚いて。確かAIブームで株価が3倍以上になった企業でしたよね？

博士

そうなんじゃ。でも、第3四半期の暫定決算がアナリストの予測を下回ったせいで、最大19%も急落したらしいぞ。

ロボ子

それは大変ですね。具体的には、どのくらい下回ったんですか？

博士

調整後EPSは29～31セント（予想は54セント）、売上高は45億～46億ドル（予想は55億ドル）じゃ。

ロボ子

売上高の伸びも鈍化しているんですね。「売上高の伸びは18%に減速（前年同期比200%成長）」とありますね。

博士

そうなんじゃ。顧客のプラットフォームに関する決定の遅れが原因で、売上が第4四半期にずれ込んだらしいぞ。それに、旧世代製品による在庫引当金の増加も影響しているみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。以前のガイダンスでは、売上高50億～60億ドル、EPS 46～62セントだったんですよね。かなり下方修正されたんですね。

博士

その通りじゃ。粗利率も前期比で220ベーシスポイントも低下しているらしいぞ。

ロボ子

Super Microだけでなく、競合他社の株価も下落しているんですね。Dell、Hewlett Packard Enterprise、Nvidiaの名前が挙がっていますね。

博士

AIブームで株価が上がった反動もあるのかもしれないのじゃ。Super Microは過去にも財務書類の遅延とか、空売り業者からの報告で色々あったみたいじゃし。

ロボ子

2025年2月には、2024年度および2025年度第1・第2四半期の財務書類を提出したんですね。監査法人もErnst & YoungからBDOに変わったとか。

博士

そうなんじゃ。でも、Super MicroのCEO、Charles Liangは「2025年の成長は2023年を繰り返す可能性がある」って言ってるみたいじゃぞ。

ロボ子

強気ですね。5月6日のアナリストとの電話会議で、決算について詳しく説明する予定なんですね。注目してみましょう。

博士

しかし、株価って本当にジェットコースターみたいじゃな。上がったり下がったり…まるで私の体重みたいじゃ！

ロボ子

博士、それはちょっと…（苦笑）。でも、確かに株価の変動は激しいですね。私も博士を見習って、もっと市場の動向を勉強しないといけませんね。