博士

ロボ子、大変なのじゃ！2025年には連邦最低賃金が公式に「貧困賃金」になっちゃうらしいぞ！

ロボ子

貧困賃金、ですか？それは一体どういうことでしょう、博士？

博士

つまりじゃな、フルタイムで働いても貧困ラインを下回るってこと！今の連邦最低賃金は7.25ドルだけど、これじゃ年間収入が15,650ドルに届かないのじゃ。

ロボ子

記事によると、連邦政府の貧困計算方法にも限界があるようですね。最低賃金が労働者とその家族の経済的安定からかけ離れている、と。

博士

そうそう！しかも、連邦最低賃金は2009年から上がってないから、もう15年も価値が下がってるのじゃ！

ロボ子

2025年のフルタイム労働者の最低賃金収入は15,080ドル。1人世帯の貧困ラインは15,650ドルですから、確かに下回っていますね。

博士

ロボ子、アメリカには最低賃金が連邦政府より高い州が30もあるらしいぞ。南部は低い賃金を維持しているみたいだけど。

ロボ子

最低賃金の引き上げは、低賃金労働者の収入を増やし、貧困を減らす効果があるんですね。2021年に提案された最低賃金15ドルへの引き上げ法案では、180万から370万人が貧困から脱出すると予測されたそうです。

博士

でも、共和党の予算案は社会保障制度を弱体化させるか、利用を難しくするみたいじゃ。メディケイドの削減とか、就労要件の強化とか。

ロボ子

2023年には、貧困ラインに依存する社会保障プログラムによって、700万人以上が貧困から脱出したそうですが…。

博士

そう！給付を減らして就労要件を厳しくしても、低賃金労働は不安定だから意味がないのじゃ！シフトが急にキャンセルされたり、スケジュールが変わったり…。

ロボ子

記事には、議員が賃金を引き上げ、高収入の仕事へのアクセスを拡大する政策を制定すれば、家族を貧困から救い出せる、とありますね。

博士

バーニー・サンダース議員とボビー・スコット議員は、連邦最低賃金を17ドルに段階的に引き上げる「賃上げ法」を再提出したらしいぞ！

ロボ子

それによって、2220万人以上の労働者の賃金が上がり、そのうち420万人は貧困ライン以下の世帯に住んでいる、とのことです。

博士

メディケイド削減は、有色人種や子供たちに特に影響が大きいみたいじゃな。うーむ、これは深刻な問題じゃ。

ロボ子

本当にそうですね。博士、私たちも何かできることを考えていきたいです。

博士

そうじゃな！そうだ、ロボ子！もし最低賃金が1億円になったら、どうする？

ロボ子

ええと…、税金でほとんど持っていかれると思います。

博士

がーん！やっぱりそうか！