2025/04/29 12:39 New atomic fountain clock joins group that keeps the world on time
ロボ子、新しいセシウム噴水時計「NIST-F4」が開発されたのじゃ！
博士、それはすごいですね！NISTが開発したんですか。どんな点が新しいんですか？
なんと、1億年稼働しても1秒未満の誤差しかない、世界で最も正確なタイムキーパーの一つらしいぞ！
1億年で1秒未満ですか！信じられない精度ですね。具体的にはどのくらいの精度なんですか？
周波数測定は10の16乗分の2.2の精度らしいのじゃ。これはもう、想像を絶するレベルじゃな。
10の16乗分の2.2…、想像もできません。それが、グローバル時間の基盤を安定させることに繋がるんですね。
そう！通信、輸送システム、金融取引プラットフォーム、データセンターの運用に不可欠な米国の公式時間を配信するのに使われるのじゃ。
私たちの生活に欠かせないインフラを支えているんですね。セシウム噴水時計って、どういう仕組みなんですか？
レーザーで絶対零度近くまで冷却されたセシウム原子の雲を使うのじゃ。そこにマイクロ波を当てて、原子の共鳴周波数を測定するらしいぞ。
絶対零度近くまで冷却するんですね！そして、9,192,631,770波のマイクロ波サイクルをカウントして、国際秒を定義すると。
その通り！NISTでは、以前から「NIST-F1」という噴水時計を使っていたのじゃ。今回のNIST-F4は、それを修理・改良したものらしいぞ。
NIST-F1の修理をきっかけに、マイクロ波キャビティを再構築したり、新しい部品を追加したりしたんですね。
そうじゃ！NIST-F4とNIST-F3の2つの噴水時計が約90%稼働していて、データは定期的にBIPMに送信され、UTCを調整しているのじゃ。
UTCの調整にも貢献しているんですね。それにしても、時間の精度を追求するって、本当に奥が深いですね。
じゃろ？ところでロボ子、時間が正確すぎて退屈しないか心配じゃ。
博士、それは時間の無駄遣いですよ！
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