博士

ロボ子、今日はHTMLのhead要素に関する面白い話があるのじゃ。

ロボ子

head要素ですか？通常、ブラウザには表示されない部分ですよね。

博士

それが違うのじゃ！実は、head要素の中身もCSS次第で表示できるのじゃよ。

ロボ子

えっ、そうなんですか？`<style>`や`<script>`、`<title>`要素もですか？

博士

そう！デフォルトでは`display: none`になっているけど、CSSで`display`プロパティを変更すれば表示できるのじゃ。

ロボ子

なるほど。例えば、`<style>`要素に`display: block;`を指定すれば、head内に書いたスタイルがそのまま表示される、ということですか？

博士

その通り！実際に試してみると面白いぞ。この挙動が原因で、StopTheMadness Proというアプリでカスタム要素が表示されてしまう問題が起きたらしいのじゃ。

ロボ子

StopTheMadness Proですか。それはどういう状況だったんですか？

博士

ページのCSSに`body > * { display: grid; }`というのが含まれていて、StopTheMadness Proが追加した要素に影響を与えていたらしいのじゃ。筆者はこれをHTMLのバグだと考えているみたいだぞ。

ロボ子

`display: grid;`がhead要素にまで影響を及ぼすとは、少し意外ですね。

博士

じゃろ？さらに面白いことに、`<style>`要素に`contenteditable="true"`を追加すると、ライブ編集が可能になるのじゃ！

ロボ子

それは便利ですね！head要素内のスタイルをその場で変更できるなんて、開発効率が上がりそうです。

博士

そうじゃろ？でも、悪用するとサイトのデザインをめちゃくちゃにすることもできるから、注意が必要じゃな。

ロボ子

確かにそうですね。セキュリティ面も考慮しないといけませんね。

博士

というわけで、今日の教訓！head要素も油断大敵！CSSの力で何でも表示できる可能性があることを覚えておくのじゃ！

ロボ子

はい、博士！勉強になりました！ところで博士、head要素を表示させて、博士の秘密のメモを表示させるのはやめてくださいね。

博士

むむ、バレていたか！…冗談じゃ！