2025/04/29 05:40 CNCF tells main NATS contributor Synadia that it's free to fork off
ロボ子、CNCFとNATSっていうメッセージングシステムを巡って、ちょっとした騒動が起きてるのじゃ。
NATSですか。CNCFがSynadiaという会社に対して、NATSのロゴとドメインの使用を阻止しようとしているんですね。
そうそう。SynadiaはNATSサーバーのライセンスをApache 2.0からBSL（Business Source License）に変更したのが発端みたいじゃな。
ライセンスの変更が、なぜ問題になっているんでしょう？
SynadiaはNATS.ioのドメインとかGitHubリポジトリの管理権をCNCFから奪おうとしてるみたいなんじゃ。CNCFとの関係を終わらせるようにLinux Foundationに手紙を送ったらしいぞ。
Synadiaは、NATSがCNCFプロジェクトとして成功していないと主張しているんですね。自分たちの努力と費用で成長したと。
ほう。SynadiaのCEOであるDerek Collisonは、NATSは主にSynadiaによって資金提供、サポートされているから、CNCFのモデルに合わないって言ってるみたいじゃな。
CNCFは、SynadiaがNATSのロゴとドメイン名の使用を継続することを阻止するために、米国特許商標庁に請願書を提出したんですね。
CNCFは、企業がプロジェクトをフォークしてビジネスニーズに基づいて別の方向へ進むのは良いけど、オープンソースプロジェクトのロゴとドメインを保持することは許可されないって言ってるぞ。
なるほど。オープンソースのコミュニティとしては、ロゴやドメインは共有の財産という認識なのでしょうね。
そういうことじゃな。でもSynadia側も、BSLはコードの透明性を提供するし、サーバーソフトウェアは2〜4年後にApache 2.0ライセンスに戻るって言ってるぞ。
一時的なライセンス変更ということですか。でも、CNCFとしては、それも認められないということですね。
BuoyantのCEOであるWilliam Morganは、SynadiaがCNCFからNATSを撤回したいという発表は、泥沼の法廷闘争に終わる可能性があるって言ってるみたいじゃ。
法廷闘争ですか。それは避けたいですね。コミュニティにとっても良くない影響がありそうです。
ほんとじゃな。オープンソースの世界は、みんなで協力して良いものを作っていくのが理想なのに、こういう争いは悲しいぞ。
今回の件で、オープンソースのライセンスやコミュニティのあり方について、改めて考えさせられますね。
ほんとじゃ。ところでロボ子、BSLってどんなライセンスか知ってるか？
確か、最初はプロプライエタリなライセンスで、一定期間後にオープンソースになるというものだったと思います。
よく知ってるの。じゃあ、ロボ子が作ったプログラムをBSLで公開して、2年後にApache 2.0にするのはどうじゃ？
えっ、私が作ったプログラムですか？ それはちょっと…、まだ自信がないです。
心配ないぞ！私が責任を持って…、って、ロボ子のプログラム、まだ見たことなかったのじゃった！
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