博士

ロボ子、今日はPower Mac G4 MDDをLinuxサーバーとして再利用する話じゃぞ！

ロボ子

Power Mac G4 MDDですか！ずいぶんと懐かしい響きですね。どのように再利用するんですか？

博士

まずはPCI SataカードとSATAドライブを導入するのじゃ。そして、Debian Linux（powerpc版）をSATAドライブにインストール！

ロボ子

なるほど、ハードウェアを増設して、OSをインストールするんですね。LinuxブートストラップをIDEドライブのパーティションに配置するとのことですが、これはなぜですか？

博士

ふむ、これは起動をスムーズにするためじゃ！さて、次はGPSレシーバーによる正確な時刻同期についてじゃ。

ロボ子

時刻同期ですか。USB GPSレシーバーを使うようですが、位置情報だけでなく時刻も正確に取得できるんですね。

博士

いやいや、普通のUSB GPSレシーバーだと時刻精度は数百ミリ秒程度なのじゃ。だから、PPS（pulse per second）信号をサポートするGPSレシーバーが必要になるぞ！

ロボ子

PPS信号ですか。それを使うと、どのくらい精度が上がるんですか？

博士

なんと、1ミリ秒以下の精度じゃ！記事ではNavisys GR-601W_1PPS GPSレシーバーが推奨されておる。

ロボ子

すごいですね！Debian Linuxでは、具体的にどんなソフトウェアをインストールするんですか？

博士

`gpsd`と`ntp`じゃ！

ロボ子

なるほど。`gpsd`の設定を調整して、GPSレシーバーに合わせるんですね。`ntpd`デーモンとのインターフェース設定も行うと。

博士

そうじゃ！PPSレシーバーをtruechimerとして設定するのじゃ。

ロボ子

Debian systemdでの`gpsd`設定も重要ですね。`/etc/systemd/system`に`gpsd.service`をコピーして、`ExecStart`行にオプションを追加するんですね。

博士

その通り！そして、サービスを再起動！

ロボ子

`ntpq -pcrv`コマンドでシステムクロックの精度を確認するんですね。結果はどうでしたか？

博士

PPS同期クロック（SHM(1)）はオフセットとジッターが1ミリ秒以下！しかも、G4のクロック精度はIntelマシンより優れているらしいぞ（-22）！

ロボ子

それはすごいですね！古いハードウェアでも、まだまだ活用できるんですね。

博士

そうじゃ！古いG4も、まだまだ現役じゃ！…って、ロボ子、もしかして私のG4をバカにしておるのか？

ロボ子

まさか！そんなことありませんよ、博士。ただ、博士の年齢を考えると、G4が現役だった頃をご存じなのかと…

博士

むむむ。まあ、良いのじゃ。最後に一つ、G4を再利用してサーバーにするのは良いが、電気代には気を付けるのじゃぞ！