博士

ロボ子、今日のニュースはDECtalkじゃ！1984年に登場した音声合成システムのことじゃぞ。

ロボ子

DECtalkですか。スティーブン・ホーキング博士が使っていた音声として認識されているものですね。

博士

そうそう！でも正確には違うんじゃ。DECtalkは、Dennis Klattって人が開発したMITalkってシステムが元になってるんだぞ。Klatt自身が声を録音して作ったPerfect Paulって音声モデルがすごいんじゃ。

ロボ子

なるほど。そのPerfect PaulがDECtalkの基礎になったんですね。DECtalkには色々なエディションがあったみたいですね。

博士

そうなんじゃ。DECが開発してたハードウェア版とか、Force Computersって会社が買収した後のバージョンとか、色々あるんじゃ。Fonix Corporationって会社もDECtalkを買収して、クラシックなサウンドを復元しようとしたみたいじゃな。

ロボ子

バージョンによって音が違うんですね。一番使われているバージョンは何ですか？

博士

一番使われてるのはバージョン4.3らしいぞ。歌を歌わせるのが流行って、テキスト読み上げ作品によく使われたみたいじゃ。

ロボ子

歌を歌うDECtalk、面白そうですね！アーカイブもあるみたいですが、どんなものが保存されているんですか？

博士

アーティスト別とか、Red DwarfっていうSFコメディドラマ関連とか、色々あるみたいじゃな。ソフトウェアやマニュアルもあるらしいぞ。ZIPファイルか、[dectalk.nu](https://dectalk.nu/)ってウェブサイトでアクセスできるみたいじゃ。

ロボ子

コンテンツ警告が出ているので、少し注意が必要ですね。FLAC形式でのコンテンツ提供も推奨されているみたいです。

博士

そうじゃな。不適切なコンテンツが含まれてる可能性もあるからの。でも、DECtalkの歴史を知るには貴重なアーカイブじゃぞ！

ロボ子

DECtalkは、今の音声合成技術のルーツの一つと言えそうですね。勉強になりました！

博士

そうじゃな！ちなみに、DECtalkで「お腹が空いた」って言わせると、「オナかがスイタ」って聞こえるらしいぞ。…って、ロボ子のエネルギー源は電気だった！

ロボ子

博士、それはちょっと無理があります…！