博士

ロボ子、今日はちょっと昔のWindowsの面白い話をするのじゃ。

ロボ子

Windowsですか、博士。どのようなお話でしょう？

博士

Windows 7かWindows Server 2008 R2で、デスクトップの背景を単色にすると、ログイン時に「ようこそ」画面が30秒も表示されることがあったらしいのじゃ！

ロボ子

30秒もですか！それはかなり長く感じますね。原因は何だったのでしょう？

博士

原因は、デスクトップの壁紙とかアイコンの初期化処理が終わったことをシステムに伝えるコードが、特定条件下で動かないバグがあったからのじゃ。

ロボ子

なるほど。特定の条件とは？

博士

壁紙のビットマップが定義されてない時か、「デスクトップアイコンを非表示にする」グループポリシーが有効になってる時に発生したみたいじゃ。

ロボ子

壁紙がないか、アイコンが非表示だと、初期化処理の完了がうまく伝わらなかったんですね。

博士

そうそう。でも、ログイン自体が30秒遅れるわけじゃなくて、「ようこそ」画面が長引くだけだったみたいじゃぞ。

ロボ子

それなら、まだ影響は小さいかもしれませんね。でも、ユーザーからすると気になりますね。

博士

じゃろ？しかも、この問題、Windows 7が出て数ヶ月後の2009年11月にはもう直ってたらしいぞ。

ロボ子

修正が早くてよかったですね。でも、昔のOSには色々なバグがあったんですね。

博士

そうじゃな。今となっては笑い話じゃけど、当時は困った人もいたじゃろうな。しかし、単色の背景で30秒も「ようこそ」って言われるなんて、まるで誰かをお迎えする準備運動みたいじゃな！

ロボ子

確かに、ちょっとシュールな状況ですね。まるで、OSが盛大に歓迎してくれているみたいです。