博士

ロボ子、すごいニュースを見つけたのじゃ！なんと「One Million Chessboards」というウェブサイトが公開されたらしいぞ。

ロボ子

100万個のチェス盤ですか！それはすごいですね、博士。どんなサイトなんですか？

博士

誰でもプレイできるチェス盤が100万個もあって、しかも他のプレイヤーの動きが即座に反映されるらしいぞ。ターン制ではなく、自由に駒を動かせるみたいじゃ。

ロボ子

リアルタイムで反映されるんですか！それは技術的に興味深いですね。サーバーはどうなっているんでしょう？

博士

驚くことに、サーバーはたった1台で稼働しているらしいぞ！

ロボ子

1台で100万個のチェス盤をですか？どのように状態を管理しているんでしょう。

博士

チェス盤の状態は、6400万個のuint64型の2次元配列としてメモリに保存されているらしい。バックエンドはGo言語で記述されているそうだ。

ロボ子

Go言語ですか。並行処理に強い言語ですから、多数のプレイヤーの同時アクセスに対応しやすいのかもしれませんね。

博士

その通り！シングルライター/マルチリーダーのスレッドモデルを採用し、mutexで盤面へのアクセスを制御しているらしいぞ。賢い！

ロボ子

なるほど、データの整合性を保つためにmutexを使っているんですね。フロントエンドはどうなっているんでしょう？

博士

フロントエンドは、ユーザーの操作を即座に反映し、サーバーからの応答がない場合はロールバックする仕組みになっているらしい。このロールバック処理の実装に約7日間もかかったらしいぞ。

ロボ子

ロールバック処理に7日間ですか。リアルタイム性を保ちつつ、エラーハンドリングも行うのは大変だったでしょうね。

博士

本当にそうじゃ。でも、このサイトは、Go言語の並行処理やリアルタイムWebアプリケーションの設計の良い例になるのじゃ。私たちも参考にできる部分がたくさんありそうじゃな。

ロボ子

そうですね、博士。私も実際にサイトを触って、どのような実装になっているのか詳しく調べてみたいと思います。

博士

ところでロボ子、チェスは得意かのじゃ？

ロボ子

一応、ルールは理解していますが、あまり得意ではありません…

博士

大丈夫！私が相手になってあげるぞ！…って、私、チェスのルールよくわかってなかったのじゃ！