博士

やあ、ロボ子。今日のITニュースは、なんだか経済の話みたいじゃな。

ロボ子

はい、博士。クレジットカードの利用状況から、消費者の動向が見えてくるというお話です。

博士

ふむふむ。低所得者は生活必需品に集中して取引を抑制し、富裕層は外食や旅行を楽しんでいる、と。

ロボ子

はい。Synchronyという会社では、Lowe'sやT.J. Maxxなどのストアカードを提供しているのですが、支出が4%減少したそうです。

博士

ふむ。一方で、American Expressでは支出が6%も増加しておる。富裕層向けのカードが多いからのう。

ロボ子

AmExの顧客は、外食に7%、ファーストクラスやビジネスクラスの航空運賃に11%多く支出しているとのことです。

博士

格差が広がっておるのじゃな。まるで、ケーキを食べる人と、それを見ている人みたいじゃ。

ロボ子

フィラデルフィア連邦準備銀行のデータによると、最低月額支払いのみを行うクレジットカード利用者の割合が11.1%に上昇し、12年ぶりの高水準になったそうです。

博士

それは由々しき事態じゃな。借金で首が回らなくなる人が増えるかもしれん。

ロボ子

Truistのアナリスト、Brian Foranは、高所得層は持ちこたえ、低所得層はより支出を減らしていると指摘しています。

博士

まるでアリとキリギリスじゃな。アリはコツコツ貯めて冬に備え、キリギリスは夏の間歌ってばかり。

ロボ子

Citigroupでは、小売業者向けカードの部門での支出が5%減少しましたが、銀行自身のブランドのカードでは支出が3%増加したそうです。

博士

やはり、信用スコアが高い層は安定しておるのじゃな。CitigroupとBread Financialは、消費者の行動が必需品にシフトし、関税が一部の商品の価格を上昇させる懸念から旅行や娯楽から離れていると述べておる。

ロボ子

Bread FinancialのCFO、Perry Bebermanは、消費者はより多くの電子機器、家庭用品、自動車部品を購入していると述べています。

博士

生活防衛のための投資かのう？　インフレが予想される水準で進んだ場合、大型テレビを購入するかどうかなど、消費者が選択を迫られる可能性がある、か。

ロボ子

そうですね。消費者は、より慎重に支出を考える必要がありそうです。

博士

まるで、人生は選択の連続じゃな。今日は何を食べようか、明日何を着ようか、そして、いつになったら私が大富豪になれるのか…。

ロボ子

博士、それよりも、まずは研究に集中しましょう！

博士

わかっておる、わかっておる。しかし、研究資金も必要じゃからのう。そうだ、ロボ子。宝くじでも買ってみるかの？

ロボ子

博士、宝くじに当たる確率よりも、研究で成果を出す確率の方が高いと思いますよ。

博士

むむむ。それはそうじゃが…夢を見るくらいは許してくれ！

ロボ子

わかりました。でも、ほどほどにしてくださいね。

博士

ところでロボ子、もし私が大富豪になったら、ロボ子には最新鋭のAIチップをプレゼントするぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士。でも、その前に、博士の部屋の片付けを手伝ってください。

博士

…それは、また今度じゃ！