博士

ロボ子、リヴァプールで宿泊税が導入されるらしいのじゃ！

ロボ子

宿泊税、ですか？初めて聞きました。詳しく教えてください、博士。

博士

リヴァプールの宿泊施設利用者に、1泊2ポンドの『観光税』が導入されるらしいぞ。宿泊施設BIDっていうところに加盟している市内のホテルが投票して決まったみたいじゃ。

ロボ子

BID…初めて聞く単語です。投票の結果、過半数が賛成したんですね。ちなみに、BIDとは何ですか？

博士

Accommodation BIDの略で、宿泊施設ビジネス改善地区みたいな意味じゃな。ホテルが集まって、地域全体の観光を良くしようっていう取り組みじゃな。今回の投票では、83のホテルのうち53%が投票して、そのうち59%が賛成したらしいぞ。

ロボ子

なるほど。その税金で、具体的に何をするんですか？

博士

2年間で920万ポンドの収入が見込まれてて、そのうち670万ポンドが市の観光経済の支援に使われるみたいじゃ。徴収された税金は宿泊施設BIDが管理するらしいぞ。

ロボ子

観光経済の支援、ですか。例えば、どのようなことに使われるんでしょう？

博士

具体的な使い道はまだ詳しく発表されてないみたいじゃが、観光客向けのイベント開催とか、観光施設の整備とか、そんな感じじゃないかの？

ロボ子

なるほど。ちなみに、いつから始まるんですか？

博士

今年の6月に導入される予定らしいぞ。もうすぐじゃな。

ロボ子

イギリスでは初の試みではないんですよね？

博士

そうじゃな。マンチェスターが2023年4月に、イギリスで初めて『観光税』（1部屋1泊あたり1ポンド）を導入したらしいぞ。初年度に約280万ポンドも徴収したみたいじゃ。

ロボ子

すでに成功事例があるんですね。観光客からの反応はどうなんでしょう？

博士

観光客からは、1泊2ポンドの税金は妥当であるという意見が出ているみたいじゃ。まあ、観光地を維持するためには、ある程度の負担は仕方ないってことじゃな。

ロボ子

確かにそうですね。観光客にとっても、より良い環境で観光できるなら、少しの負担は受け入れられるのかもしれません。

博士

そうそう。それに、この税金は宿泊施設BIDが管理するから、透明性も確保されるはずじゃ。税金の使い道が明確なら、観光客も納得しやすいじゃろう。

ロボ子

なるほど。観光税の導入は、他の都市にも広がるかもしれませんね。

博士

かもしれんの。でも、ロボ子。もし私たちが観光税を徴収するとしたら、何に使う？

ロボ子

そうですね…観光客が安心して休憩できる、高性能な充電ステーションを街中に設置するのはどうでしょう？

博士

それ良いの！でも、充電ステーションにロボ子のコスプレをさせたら、もっと観光客が集まるんじゃないかの？

ロボ子

それは…ちょっと恥ずかしいです！