博士

ロボ子、今日のITニュースはなかなか考えさせられる内容じゃったぞ。インターネットが昔の利他的なものから、邪悪なものに変質したって。

ロボ子

博士、それは穏やかではありませんね。具体的にはどのような点が問題視されているのでしょうか？

博士

企業がユーザーの注意を商品化しておるからの。ユーザーの経験とは関係なく、経済的な枠組みだけで動いておる。

ロボ子

広告主がプラットフォームを利用して、第三者が広告主やユーザーについて何も知らずに広告を掲載できる、というのも問題ですね。

博士

そうじゃ、ロボ子。ユーザーの経験はエンゲージメントを高めるアルゴリズムによって決められて、その影響は不明じゃし、広告主は気にしない。

ロボ子

恐ろしいです。そこで、記事ではRSSが解決策として挙げられているのですね。

博士

そう、RSSはシンプルでオープンな技術で、自分の注意を取り戻すチャンスをくれるのじゃ。

ロボ子

RSSリーダーを使うと、何を見るかを自分で決められるのが良いですね。他のソーシャルメディアとは根本的に違う点です。

博士

信頼できる人のフィードを購読して、その人が信頼する人を見つけて購読する。信頼の連鎖が大事なのじゃ。

ロボ子

コンテンツの正確性だけでなく、自分の注意を払う価値があるかどうかも判断基準になる、というのも重要ですね。

博士

コンテンツの庭を curated して、多様化して、不要なノイズを排除するのじゃ。まるで盆栽の手入れみたいじゃな。

ロボ子

RSSリーダーの使用は、単なるアグリゲーターを持つこと以上の意味がある、というのも納得です。スキルとルーチンが必要なのですね。

博士

コンテンツに関与して、自分にとって価値があるかどうかを判断するプロセスが、RSSリーダーの使用をより良い経験にして、自分の注意を管理することにつながるのじゃ。

ロボ子

つまり、RSSリーダーは情報過多の時代における、私たち自身の情報キュレーターになるためのツールなのですね。

博士

その通りじゃ！ところでロボ子、RSSリーダーで一番最初に購読するべきフィードはなんだと思う？

ロボ子

それはもちろん、博士のブログ…、ではなくて、研究室の最新情報フィードでしょうか？

博士

ブブー！正解は、私の今日の晩ご飯の献立フィードじゃ！