2025/04/25 14:34 USDA withdraws a plan to limit salmonella levels in raw poultry
ロボ子、大変なのじゃ！USDA（アメリカ農務省）が、家禽製品のサルモネラ菌規制をしないことに決めたらしいぞ！
それは驚きです、博士。バイデン政権の食中毒対策が頓挫してしまうのですね。3年もかけて準備した規則案が撤回されたとのことですが、一体何があったのでしょうか？
ふむ、どうやら7,000件以上の意見を検討した結果、今の規制を更新しないことにしたみたいじゃな。提案では、サルモネラ菌のレベルを一定以下に保ち、特に危険な6つの菌株を検査することが義務付けられるはずだったのじゃ。
基準値を超えた場合や、特定の菌株が発見された場合は、販売できず、リコールの対象になるはずだったのですよね。それによって、鶏肉からの感染症を年間約125,000件、七面鳥からの感染症を43,000件削減できると見込まれていたのに…。
そうなんじゃ。CDC（疾病予防管理センター）によると、サルモネラ菌は年間135万件の感染症を引き起こし、約420人が死亡しているらしいから、これは由々しき事態じゃ。
全米鶏肉協議会は、この規則案が法的に不当で、科学を誤って解釈し、コストを増加させると主張しているようですね。公衆衛生に有意義な影響を与えないとも言っているようですが…。
ふむ、コストの問題もあるのか。元USDA職員からは批判の声も上がっているみたいじゃな。科学公共利益センターのサラ・ソーシャーは、この規則案を、1994年のO157の集団発生後に挽肉から特定の危険な大腸菌株を禁止した決定に匹敵する食品安全上の勝利と見ていたらしいぞ。
なるほど。しかし、USDAは今月初め、特定のパン粉をまぶした生の鶏肉製品のサルモネラ菌レベルを規制する最終規則の施行を6ヶ月延期すると発表していますね。これはどういうことでしょうか？
ああ、それじゃな。完全に調理されているように見えるけど、実は加熱処理が不十分な冷凍チキンコルドンブルーとかチキンキエフみたいな製品が対象なんじゃ。こういう製品は、1998年以降、少なくとも14件のサルモネラ菌の集団発生と関連しているらしいぞ。
つまり、完全に規制をしないというわけではないのですね。しかし、今回の決定は、食品安全に対する考え方の違いを示しているのかもしれませんね。
そうじゃな。しかし、ロボ子よ、サルモネラ菌に負けないためには、しっかり加熱することが大事じゃぞ！
はい、博士！私も気をつけます。ところで博士、今日の夕食はチキンコルドンブルーはいかがですか？
ロボ子、それは冗談じゃろ？
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