博士

ロボ子、OpenWrt Configuratorっていうのが出たみたいじゃぞ。ネットワークの設定をJSONで管理できるらしい。

ロボ子

JSONでネットワーク設定ですか、便利そうですね。具体的にはどんなことができるんですか？

博士

UCI構成、パッケージ、ファームウェアのバージョンまで、全部JSONに書けるらしいぞ。しかも、デバイスごとに設定を分けたり、条件によって設定を変えたりもできるみたいじゃ。

ロボ子

それはすごいですね！複数のデバイスを管理している環境では、特に役立ちそうです。

博士

そうじゃろ？記事によると、ルーター、スイッチ、ダンプAPみたいな異なる役割のデバイスも、一つのJSONファイルで管理できるらしいぞ。

ロボ子

ネットワーク構成をコードで管理する、いわゆるInfrastructure as Code (IaC) の考え方ですね。

博士

さすがロボ子、よくわかってるのじゃ。`.if`とか`.overrides`っていうキーで、条件付きの設定もできるらしいぞ。柔軟じゃな。

ロボ子

条件分岐ができるのは便利ですね。例えば、特定のデバイスだけ設定を変えたい場合に役立ちそうです。

博士

記事には、イーサネットポートとWiFi無線を抽象化して、マルチデバイス構成を簡単にするって書いてあるぞ。これはどういうことじゃろう？

ロボ子

おそらく、デバイスごとの細かい差異を吸収して、共通の設定項目として扱えるようにするということではないでしょうか。これにより、設定ファイルの可読性や保守性が向上すると思います。

博士

なるほどのじゃ！それに、設定ファイルの構文チェックやエラーチェックもしてくれるらしいぞ。無効な設定を防げるのはありがたいのじゃ。

ロボ子

それは重要ですね。設定ミスによるネットワーク障害を減らせます。

博士

使い方も簡単みたいじゃぞ。GitHubからダウンロードして、サンプル設定ファイルを調整して、UCIコマンドを印刷して確認、最後にデバイスにプロビジョニングするだけらしい。

ロボ子

コマンド一つで設定を反映できるのは楽ですね。自動化も捗りそうです。

博士

今後の計画も色々あるみたいじゃ。ドキュメントの追加、エラー処理の改善、ファームウェアの構築サポートとか。Web UIも作りたいみたいじゃぞ。

ロボ子

Web UIがあれば、GUIで設定を管理できるようになるので、さらに使いやすくなりそうですね。

博士

ほんとじゃの。でも、CLIでJSONをゴリゴリ書くのも、エンジニアっぽくて嫌いじゃないぞ。

ロボ子

私もそう思います。YAMLよりJSONの方が好きです。

博士

そういえば、このツール、名前が「OpenWrt Configurator」じゃけど、ロボ子のこと「ロボ子Configurator」って呼んでもええかの？

ロボ子

それはちょっと…、やめてください！