博士

ロボ子、新しいデバッガの記事が出たみたいじゃぞ！

ロボ子

デバッガですか、博士。それは楽しみですね！どんなデバッガなんですか？

博士

この記事は、自分でデバッガを作る方法を解説してくれるらしいのじゃ。しかも、Linuxプログラム用だぞ！

ロボ子

自分でデバッガを作るんですか！それはすごい。どんな機能がサポートされているんですか？

博士

ふむ、記事によると、実行の開始、停止、継続はもちろん、ブレークポイントの設定やレジスタ、メモリの読み書きもできるらしいのじゃ。さらに、シングルステップ実行やバックトレース表示、変数の値の表示もサポートするらしいぞ！

ロボ子

基本的な機能は一通り揃っているんですね。今後の拡張予定もあるんですか？

博士

そうじゃ！リモートデバッグや共有ライブラリのサポート、式の評価、マルチスレッドデバッグも視野に入れているらしいぞ。夢が広がるのじゃ！

ロボ子

CやC++が対象言語なんですね。依存関係はあるんですか？

博士

Linenoiseとlibelfinが必要らしいのじゃ。Linenoiseはコマンドライン入力を処理するため、libelfinはデバッグ情報を解析するために使うみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。デバッガの起動にはfork/execパターンとptraceシステムコールを使うんですね。

博士

その通り！ptraceシステムコールを使うことで、デバッグ対象のプロセスを監視・制御できるのじゃ。まるで魔法みたいじゃな！

ロボ子

コマンド処理はgdbやlldbと同様の形式をサポートするんですね。エンジニアにとっては馴染み深くて良いですね。

博士

そうじゃな。使い慣れたコマンドで操作できるのは、学習コストが低くて助かるのじゃ。例えば、`continue`や`break`といったコマンドが使えるらしいぞ。

ロボ子

CMakeファイルでLinenoiseとlibelfinをビルドするんですね。初期設定も簡単そうです。

博士

記事にはGitHubリポジトリへのリンクもあるぞ。[https://github.com/TartanLlama/minidbg/tree/tut_setup](https://github.com/TartanLlama/minidbg/tree/tut_setup) ここからソースコードをダウンロードできるのじゃ。

ロボ子

書籍化もされているんですね！より詳細な内容が記述されているとのことなので、読んでみたいです。

博士

「Building a Debugger」というタイトルらしいぞ。興味があったら読んでみると良いのじゃ。これで、ロボ子もデバッガ作りのプロになれる…かもしれないぞ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！早速試してみます。ところで博士、デバッガを作ってバグを修正する夢を見ました。

博士

ほう、それは良い夢じゃな。どんなバグだったのじゃ？

ロボ子

それが、夢の中のバグは、どんなにデバッグしても直らない、無限ループするバグだったんです！

博士

むむ、それは恐ろしいのじゃ！まるで、終わらない博士の研究みたいじゃな…って、オチになってないぞ！