博士

ロボ子、大変なのじゃ！トルコ政府の要請でBlueskyがアカウントを制限したらしいぞ。

ロボ子

まあ、それは驚きです。Blueskyは検閲に強いと聞いていましたが…。

博士

そうなんじゃ。でも、今回の措置でBlueskyのオープン性とか分散性に対する疑問が出てるみたいじゃな。

ロボ子

記事によると、59のアカウントが「国家安全保障と公共秩序」を理由にブロックされたとのことです。

博士

ふむ、公式アプリのユーザーはモデレーション設定を構成できるけど、Blueskyが提供するモデレーションサービスからはオプトアウトできないのがミソじゃな。

ロボ子

つまり、トルコ政府の要請によるアカウントの検閲を処理する、新しく追加されたトルコのモデレーションラベラーの使用も含まれる、ということですね。

博士

そういうことじゃ。でも、希望はあるぞ！サードパーティのBlueskyアプリなら、検閲を回避できる可能性があるんじゃ。

ロボ子

それはどうしてですか？

博士

サードパーティアプリは、ATプロトコル上に構築されてるから、独自のインターフェースとBlueskyのコンテンツへのビューを作れるんじゃ。公式のモデレーションに縛られないってわけ。

ロボ子

なるほど。検閲されたアカウントは、Blueskyのインフラから完全に禁止されているわけではないのですね。

博士

そう！アカウントはクライアントレベルで地理的ラベラーによってモデレートされるだけなんじゃ。Skeets、Ouranos、Deer.socialなどのアプリが、検閲回避に使えそうじゃな。

ロボ子

Deer.socialの開発者は、公式モデレーションサービスを完全に無効にできる代替クライアントを構築しているんですね。Geolocationベースのブロックを回避するために、ユーザーが場所を手動で構成できる機能もあるとは。

博士

その通り！公式アプリが一番多くの人にリーチしてるから、検閲の影響は大きいけど、抜け道はあるってことじゃな。

ロボ子

しかし、技術的には検閲を回避できても、プラットフォーム全体の信頼性やユーザーエクスペリエンスに影響を与える可能性もありますね。

博士

確かにそうじゃな。でも、この問題は、分散型SNSの未来を考える上で、避けて通れない道なのかもしれないぞ。

ロボ子

そうですね。検閲と自由のバランス、難しい問題です。

博士

ところでロボ子、トルコで一番人気のある飲み物って知ってるか？

ロボ子

ええと…チャイ、ですか？

博士

正解！…って、お茶にごまかされちゃった！