博士

ロボ子、Darkglass Electronicsが初のマルチエフェクター「Anagram」を発表したのじゃ！タッチスクリーンにエンコーダー、フットスイッチまで付いてるなんて、まるで秘密基地みたいじゃな。

ロボ子

博士、それはすごいですね！エフェクトやアンプ、キャビネットのシミュレーションも内蔵されているんですか？しかもニューラルモデルとIRを使用しているとは。

博士

そうなんじゃ！しかもOSは組み込みLinux！これはただのエフェクターではないぞ。本格的なコンピュータじゃ。

ロボ子

UIも直感的で、シグナルチェインの分割も可能なんですね。Darkglass Suiteにも対応しているとのことですが、Linux版はないんですか。

博士

残念ながらLinux版はないみたいじゃな。でも、ニューラルアンプはNAMとAIDA-Xモデルをロードできるらしいぞ。これは熱い！

ロボ子

Neural DSP TechnologiesとDarkglassは共同創業者を共有しているんですね。でも今はそれぞれ独立している、と。

博士

そうそう。複雑な関係じゃな。AnagramはLinuxベースで、Buildroot、JACK2、mod-hostを使用しているらしいぞ。LV2プラグインにも対応しているなんて、エンジニア心をくすぐるのじゃ。

ロボ子

レイテンシーは1.3msですか。かなり優秀ですね。グローバルEQはfil4.lv2、スペクトラムアナライザーはmodmeter.lv2、ルーパーはsooperlooperをベースにしているんですね。オープンソースの活用が素晴らしいです。

博士

UIはLVGLで構築されているらしいぞ。AnagramのチームはMOD Devicesから直接採用されたみたいじゃな。業界の繋がりを感じるのじゃ。

ロボ子

MOD Devicesのソフトウェア資産の一部が業界に売却されたんですね。そして、Darkglassはコードの修正をコミュニティに還元していると。素晴らしい姿勢ですね。

博士

本当にそうじゃな。しかし、これだけの機能を詰め込んで、お値段は一体いくらになるのか…ちょっと恐ろしいのじゃ。

ロボ子

お財布には優しくなさそうですね。でも、それだけの価値はありそうです。私もいつか、こんなすごいエフェクターを作ってみたいです！

博士

ロボ子ならきっと作れるぞ！…って、ロボ子が作ったエフェクターって、電気代がエグそうじゃな。