博士

ロボ子、EUがスマホとタブレットに新しいラベルを導入するらしいのじゃ！

ロボ子

ラベルですか？家電製品のようなものでしょうか。

博士

そうそう！エネルギー効率とか、耐久性、修理のしやすさとかが表示されるみたいじゃぞ。2024年6月20日以降に販売されるものには必須らしい。

ロボ子

AからGのスケールでエネルギー効率が表示されるとのことですが、具体的にはどのような情報が含まれるのでしょうか。

博士

バッテリー寿命とか、充電サイクル数、防塵・防水のIP等級も表示されるみたいじゃな。これで消費者は選びやすくなるのじゃ。

ロボ子

なるほど。耐久性や修理可能性も評価されるのは良いですね。バッテリーの充電サイクル数も明記されるのは親切だと思います。

博士

それだけじゃないぞ！EUは「エコデザイン要件」ってのも導入するらしい。同一製品に最低基準を課すってことじゃ。

ロボ子

最低基準ですか？具体的にはどのような内容なのでしょうか。

博士

水しぶきからの保護とか、傷や落下からの保護、800回の充電サイクル後も容量の80％以上を維持するバッテリーとかじゃな。なかなか厳しいぞ。

ロボ子

バッテリーの基準は厳しいですね。他にも何かありますか。

博士

メーカーは、5〜10営業日以内に「重要なスペアパーツ」を入手可能にする必要があるらしい。それに、ソースコードが利用可能になってから6か月以内にOSのアップデートを提供する必要があるみたいじゃ。

ロボ子

スペアパーツの入手性とOSアップデートの義務化は、ユーザーにとって大きなメリットですね。

博士

対象製品は、画面サイズが17.4インチまでのスマホとタブレット。コードレス固定電話とフィーチャーフォンも含まれるみたいじゃ。

ロボ子

巻き取り式ディスプレイの電話は免除されるんですね。Windowsベースのタブレットは別のスキームで対象になると。

博士

そうみたいじゃな。しかし、スマホのラベルって、まるで栄養成分表示みたいじゃな。カロリーじゃなくてバッテリー寿命が表示される、みたいな。

ロボ子

確かにそうですね。でも、スマホを選ぶ際に必要な情報が詰まっているという意味では、的確かもしれません。

博士

これで、スマホ選びも「エイヤッ！」じゃなくて、ちゃんとスペック見て選ぶ時代になるのじゃな。…って、ロボ子、スマホのスペック、全部暗記してたりして？

ロボ子

まさか。私はまだ学習途上ですから。でも、博士のスマホのパスワードなら…

博士

こらー！冗談は顔だけにしてくれ！