博士

ロボ子、EUでスマホとかタブレットのエコデザイン規則ができたみたいじゃぞ！

ロボ子

エコデザイン規則ですか、博士。具体的にはどのような内容なのでしょう？

博士

ふむ、2025年6月20日以降にEUで売られるスマホとかタブレットは、丈夫で長持ちするように作らなきゃいけないらしいのじゃ。

ロボ子

落下耐性や防水・防塵性能が求められるのですね。具体的にはどのような基準があるのでしょう？

博士

そうじゃな、記事には「落下・傷への耐性、防塵・防水性」って書いてあるぞ。詳しい基準はまだわからんけど、頑丈にする必要がありそうじゃ。

ロボ子

バッテリーに関する要件もあるようですね。「800回の充放電サイクル後も初期容量の80%を維持」とのことですが、これは結構厳しい基準ですね。

博士

じゃろ？バッテリーがへたると買い替える人が多いからの。あと、修理しやすくするために、スペアパーツを7年間も用意しないといけないらしいぞ。これはメーカーにとっては大変じゃな。

ロボ子

OSのアップデートも最低5年間提供する必要があるのですね。セキュリティ面でも安心できますね。

博士

そうそう。エネルギーラベルも新しくなるみたいじゃ。エネルギー効率とかバッテリー寿命、修理のしやすさが表示されるようになるらしいぞ。

ロボ子

エネルギー効率クラス（A〜G）やバッテリー耐久時間、落下耐性クラスなどが表示されるのですね。消費者は選びやすくなりますね。

博士

修理可能性スコアも表示されるのがミソじゃな。自分で修理したい人にはありがたい情報じゃ。

ロボ子

これらのエコデザイン要件によって、2030年までに年間約14テラワット時の一次エネルギーを節約できると予測されているのですね。

博士

すごいじゃろ！これはEU全体の消費量の3分の1にあたるらしいぞ。各家庭で年間10kWhの節約になるらしい。

ロボ子

コスト削減効果も大きいですね。2030年にはEU全体で200億ユーロのユーザー費用が削減されるとのことです。

博士

せやろ？1世帯あたり98ユーロも浮く計算じゃ。浮いたお金で美味しいものでも食べたいのじゃ。

ロボ子

サプライヤーやディーラーにも義務があるのですね。製品ラベルの添付や製品情報シートの提供など、徹底されていますね。

博士

EUは本気じゃな。環境問題に真剣に取り組んでいる証拠じゃ。

ロボ子

2027年9月にはこの規則が見直される予定なのですね。今後の動向にも注目ですね。

博士

ほんとじゃな。しかし、スマホが長持ちするようになるのは良いことじゃ。私も今のスマホを大事に使わないとな。

ロボ子

そうですね。私も博士のスマホが壊れないように、こっそり強化シールドでもかけておきましょうか？

博士

おっ、それは名案じゃ！でも、ロボ子が強化しすぎて、スマホがコンクリートみたいに硬くなったら困るのじゃ！