博士

ロボ子、今日はちょっと面白い話があるのじゃ！USPSの小型フラットレートボックスに、どれだけ重いものを詰め込めるかっていう話。

ロボ子

小型フラットレートボックスですか。70ポンド（約31.75キログラム）が上限ですよね。

博士

そう！でもね、その制限を超えるのは不可能らしいのじゃ。なぜか分かる？

ロボ子

なぜでしょう？何か特別な理由があるんですか？

博士

地球上で最も密度の高い安定した元素、オスミウムを使うとね、面白いことが起きるのじゃ！

ロボ子

オスミウムですか！確か、非常に重い金属ですよね。

博士

そう！オスミウムの密度は22.6グラム/立方センチメートル！小型フラットレートボックスの内部容積は1,234.5立方センチメートル。計算すると…

ロボ子

22.6グラム/立方センチメートル x 1234.5立方センチメートル = 27,899.7グラム = 約61.5ポンドですね。

博士

その通り！つまり、オスミウムでボックスを満たしても、重量制限の70ポンドには届かないのじゃ！

ロボ子

なるほど！理論上、小型フラットレートボックスに入れられる最も重いものは、オスミウムということですね。

博士

そういうこと！ちなみに、そのオスミウムの出荷費用は35万ドルを超えるらしいぞ！

ロボ子

35万ドル！すごい金額ですね。そんなに高価な金属を一体何に使うんでしょうか？

博士

オスミウムは1803年に発見されて、初期には蓄音機の針やペン先なんかに使われていたらしいのじゃ。名前はギリシャ語の「osme」（臭い）に由来するんだって。

ロボ子

臭い、ですか。意外ですね。高価な金属なのに、臭いが名前の由来とは…。

博士

まあ、豆知識ってやつじゃな！しかし、USPSもまさかオスミウムで重量制限を議論されるとは思ってなかったじゃろうな。

ロボ子

確かにそうですね。でも、面白い発見でした。私も一つ賢くなりました！

博士

ところでロボ子、オスミウムでできたロボットって、ちょっと重すぎるかの？

ロボ子

博士、それだと私は動けなくなってしまいます！