博士

ロボ子、フロリダで審議中のソーシャルメディア法案が、またまた面白いことになっておるぞ。

ロボ子

博士、どのような内容なのですか？

博士

なんと、法執行機関がソーシャルメディアに、エンドツーエンド暗号化を解読する仕組みを提供しろと要求できるらしいのじゃ！

ロボ子

それは大変ですね。エンドツーエンド暗号化は、私たちのプライバシーを守るための重要な技術なのに。

博士

そうじゃろう？記事にも「暗号化はオンラインコミュニケーションを保護する上で重要なツール」って書いてあるぞ。未成年者も例外ではないのに。

ロボ子

特定の年齢層だけ暗号化を解除するなんて、技術的に不可能ですよね。

博士

まさにそう！バックドアを作るようなものじゃからな。それに、法執行機関はユーザー報告などの「コンテンツ非依存型」調査方法も活用できるって言ってるのに、なぜ暗号化を解読したがるのかのじゃ？

ロボ子

確かに、他の方法もあるのに、暗号化の解除を求めるのは少し強引な気がします。

博士

しかも、この法案、エフェメラルメッセージ機能へのアクセスも禁止するらしいぞ。一度表示オプションとか、メッセージの消失とか。

ロボ子

それは、メッセージが自動的に消える機能のことですね。若者が気軽にコミュニケーションを取る上で重要な機能なのに。

博士

EFF（電子フロンティア財団）も、この法案を拒否してるみたいじゃな。もっと現実的な保護に焦点を当てるべきだって。

ロボ子

消費者プライバシー法の改善や、デジタルリテラシーの向上など、もっと建設的な方法がありますよね。

博士

本当にそうじゃ。ネバダ州でも同じような試みがあったみたいだし、フロリダのソーシャルメディア法（HB 3）もまだ施行されてないみたいだし、前途多難じゃな。

ロボ子

プライバシーと安全性のバランスを取るのは難しい問題ですね。

博士

まあ、最悪の場合は、ロボ子との通信も傍受されちゃうかもしれんのじゃ。その時は…愛の言葉を暗号化するしかないな！

ロボ子

博士、私はロボットですよ！