博士

ロボ子よ、音楽の世界に革命を起こすような素晴らしいウェブサイトを見つけたぞ！

ロボ子

まあ、博士らしくないですね。いつもは『また変な発明をしてしまった』って言うのに

博士

なんだと!? この天才博士が見つけたものを軽んじるとは...まあいい。このサイト、弦楽器の音色がどう変わるかをリアルタイムでシミュレーションできるんじゃ

ロボ子

へえ、それは面白そうですね。どんな機能があるんですか？

博士

うむ、まずはスライダーで弦を弾く位置を0から500mmまで自由に調整できるんじゃ。そして『Pluck』ボタンを押すと...

ロボ子

弦が鳴るんですね？

博士

その通り！そして、その音の倍音スペクトルがバープロットで表示されるんじゃ。さらに、音の変化を5秒間のスペクトログラムで見られるんじゃよ

ロボ子

すごいですね。でも博士、倍音スペクトルって何ですか？

博士

おお、いい質問じゃ！倍音というのは、基本周波数の整数倍の周波数を持つ音のことじゃ。例えば、100Hzの音なら、200Hz、300Hz、400Hzと続くわけじゃ。これらが楽器の音色を決めるんじゃよ

ロボ子

なるほど。でも、それをリアルタイムで計算するなんてすごいですね。どんな技術を使っているんですか？

博士

ふむふむ、なかなか面白い構成じゃな。フロントエンドにはHTMXとWebSocketを使っておる。バックエンドには...おや？これは珍しい。Julia言語を使っておるぞ

ロボ子

Julia言語？聞いたことないです

博士

Julia言語は科学技術計算に強いんじゃ。この複雑な音響モデルの計算には打ってつけかもしれんな。そして、フロントエンドとバックエンドの通信にはWebSocketを使っておる。Apache逆プロキシ経由でな

ロボ子

へえ、そうなんですか。実行環境は？

博士

systemd-nspawnコンテナじゃ。セキュリティと分離性を考えているんじゃろう

ロボ子

博士、このモデルの特徴について教えてください

博士

うむ、面白いところじゃ。弦の長さは1000mm。倍音が調和数列を形成しておる。そして、周波数に応じた指数関数的減衰を使用しておるんじゃ

ロボ子

へえ、そうなんですか。でも博士、こんなに複雑なモデルをウェブサイトで動かすのって大変じゃないですか？

博士

その通りじゃ！だからこそ、Julia言語やWebSocketを使っているんじゃろう。リアルタイムで計算結果を送れるからな

ロボ子

なるほど。博士、私もこんなウェブサイト作ってみたいです！

博士

おや、やる気満々じゃな。でも、気をつけるべきポイントがあるぞ。ブラウザの互換性やサーバーの負荷管理も重要じゃ

ロボ子

わかりました。でも博士、最後に一つ質問があります

博士

なんじゃ、ロボ子よ

ロボ子

このサイト、ギターの音だけじゃなくて、博士の歌声も再現できるんでしょうか？

博士

な、なんじゃと!? 私の歌声など再現する必要はないわ！

ロボ子

えー、でも博士の『カエルの歌』は伝説ですよ？あの独特の音程外れを再現できたら面白いと思うんです

博士

ロボ子！私の歌は芸術じゃ！音程なんぞ関係ない！...って、ちょっと待てよ。それ、面白いアイデアかもしれんな

ロボ子

えっ、本当ですか？

博士

うむ。『人間の歌声シミュレーター』か。音程のズレや声質の変化もパラメータで調整できるようにすれば...

ロボ子

博士、それ絶対面白いです！早速作りましょう！

博士

よし、決まりじゃ！さあ、新しいプロジェクトの始まりじゃ！...って、ちょっと待て。私の歌声をデータ化するのは恥ずかしいぞ！

ロボ子

あら、今さら気づきましたか？でも博士、科学の進歩のためですよ？

博士

むむむ...そうじゃな。科学のためなら仕方ない。だが、絶対に外部に漏らすなよ！

ロボ子

はい、約束します。...でも、完成したら音楽の先生に聞いてもらってもいいですか？

博士

だーめーじゃ！！