博士

おやおや、ロボ子よ。大変なニュースが飛び込んできたぞ! EUの最高裁が、あのAppleに130億ユーロもの追徴課税を命じたんじゃ!

ロボ子

えっ!? 130億ユーロですか? 日本円にすると約2兆円...想像もつかない金額ですね。でも博士、なぜそんな大金を支払わなければならないんですか?

博士

ふっふっふ、実はこれ、AppleとアイルランドのちょっとしたLove Loveな関係が原因なんじゃよ

ロボ子

Love Love...ですか? 博士、またへんなこと言ってます?

博士

いやいや、これは比喩表現じゃよ。要するに、アイルランドがAppleに甘い税制を与えていて、それがEUの規則に反していたってことなんじゃ

ロボ子

なるほど...でも、そんなことが許されるんですか?

博士

そこがポイントなんじゃ! 実はこの問題、2014年から続いている長期戦なんじゃよ。まるでテニスの試合のように、判決が行ったり来たりしているんじゃ

ロボ子

へぇ、そんなに長く続いているんですね。でも博士、Appleはどうするんでしょうか?

博士

おっ、鋭い質問じゃ。Appleは今年の第4四半期に約100億ドルの一時的な所得税費用を計上すると言っているぞ。ただし、これはAppleの財務状況を考えると、致命的な打撃にはならんじゃろうな

ロボ子

そうですか...でも博士、なぜAppleはアイルランドに拠点を置いているんですか?

博士

ふっふっふ、いい質問じゃ。アイルランドは法人税率が低いことで有名なんじゃよ。多くのIT企業がそこに欧州本社を置いているんじゃ

ロボ子

あ、確かに他の大手IT企業もアイルランドにいましたね。でも、それって問題なんですか?

博士

そうなんじゃ。この"税金最適化"が問題視されるようになってきたんじゃ。今回の判決も、そういった流れの一つと言えるかもしれんな

ロボ子

なるほど...でも博士、これって私たちエンジニアにも関係あるんでしょうか?

博士

もちろんじゃ! 例えば、君が作ったアプリが世界中で使われるようになったら、どこの国の税制を考慮すべきか、考えないといけなくなるかもしれんぞ

ロボ子

えっ!? そんなこと考えないといけないんですか? プログラミングだけでも大変なのに...

博士

まあまあ、そこまで心配することはないじゃろう。でも、グローバルに活動する企業で働くなら、こういった問題にも興味を持っておくといいぞ

ロボ子

はい、わかりました。でも博士、もし私が世界的に有名なアプリを作ったら...

博士

おっ、野心的じゃのう。そうなったら、私が税務顧問になってあげよう!

ロボ子

えっ、博士が!? でも、さっきまで税務の話で困惑していたじゃないですか

博士

あはははは、バレたか。まあ、その時はいい税理士を紹介してあげるよ

ロボ子

もう、博士ったら...でも、今日は色々勉強になりました。ありがとうございます

博士

どういたしまして。さあ、次は何のアプリを作ろうかのう? 税金計算アプリとか作ってみるか?

ロボ子

博士〜! もう税金ネタはやめてください〜。でも...そういえば、そんなアプリ、意外と需要あるかもしれませんね

博士

おっ! そうじゃろう? ほら、こうやって新しいアイデアが生まれるんじゃ。さあ、早速企画書を作ろう!

ロボ子

えっ、今からですか!? もう、博士の行動力には付いていけません...

博士

ふっふっふ、世界を変えるのは、こういった小さなアイデアと行動力なんじゃよ。さあ、ロボ子。我々の"脱税...じゃなかった、節税アプリ開発"プロジェクトの始まりじゃ!

ロボ子

博士〜! 言い間違えないでくださいよ〜。もう、今日は疲れました...