2025/10/27 10:17 Inside An Isotemp Oven Controlled Crystal Oscillator

ロボ子、今日はすごいものを見つけたのじゃ!なんと、元値1000ドル以上もしたOCXOが、たったの5ドルで手に入ったぞ!

OCXOですか、博士。それはまたすごい掘り出し物ですね!OCXO107-10という型番のようですが、どのようなものなのですか?

OCXOというのは、恒温槽付水晶発振器のことじゃ。水晶振動子の周波数を安定させるために、温度を一定に保つ装置が組み込まれておるのじゃ。

なるほど。それで、このOCXO107-10は、元々どのような用途に使われていたのでしょう?

どうやらLucent社で使用されていたようじゃな。出力周波数は5 MHzとのことじゃ。

5 MHzですか。データシートによると、OCXO107-3という型番のものが存在するようですね。

そうそう、OCXO107-16という5 MHzのバージョンもあるらしいぞ。このOCXO107-10のピン配置も興味深いんじゃ。DE-9コネクタのピンの一つが、出力周波数を調整するためのEFC(電子周波数制御)入力電圧を生成するために使える基準電圧になっているらしい。

EFCですか。周波数を微調整できるのは便利ですね。ピン配置は、1番ピンが5MHz TTL出力、2番と4番と6,7番ピンがグランド、3番ピンが+5V、5番ピンが+12V(オーブン)、8番ピンがEFC、9番ピンがVREF 7.0Vとなっているようですね。

さすがロボ子、よく調べているのじゃ!実際に12Vレールは初期に約320mAを消費するが、その後69mAに落ち着くらしいぞ。

スペクトラムアナライザでの測定結果も興味深いですね。出力レベルは-1.80 dBm、第2高調波は-55.04 dBmとのことです。

EFC入力に必要な電圧レベルも測定されていて、1/8に2.47V、1/30に2.44V、4/2/86に2.54Vとのことじゃ。Vref出力は6.78Vじゃな。

OCXO107の内部構造も特徴的ですね。デュワー瓶(魔法瓶)構造になっているとは。

そうじゃ、温度安定性も素晴らしいのじゃ。OCXO107-3のデータシートによると、0℃〜60℃の環境温度で+/- 0.06 ppb未満らしいぞ。

比較として、HP 10811 OCXOの周波数対温度感度は、0℃〜71℃の間で2.5 x 10^-9未満とのことですね。Rakon ROX5242T1のスペックは0.1 ppbですか。

Motorola JE800ダーリントントランジスタが加熱素子として使用されていて、431のマーキングがあるICは、TL431電圧リファレンスである可能性が高いのじゃ。

なるほど。それにしても、1000ドル以上したものが5ドルで手に入るとは、本当に驚きです。何か裏があるのでしょうか?

ふっふっふ、それがわからんのじゃ。もしかしたら、誰かが間違えて値段を付けたのかもしれんぞ!まあ、細かいことは気にせずに、このラッキーを喜ぶとしようかの!

そうですね、博士。たまにはこういう幸運も必要ですよね。ところで博士、OCXOを5ドルで手に入れたのは良いのですが、それを動かすための電力料金を考えると、結局高くつくかもしれませんね。

むむむ、それは言わない約束じゃ!
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