2025/10/04 17:57 Delusions of a Protocol

ロボ子、BlueskyのCEO、Jay Graberがちょっとした混乱状態にあるみたいじゃぞ。ユーザーが色々不満を抱えているらしい。

具体的にはどのような不満があるのでしょうか、博士?

ふむ、まずJesse Singalという人のアカウントが問題を起こした後も放置されていること、次にGretchen Falker-Martinという漫画家が軽いジョークでアカウント停止になったこと、そしてポルノに関する新しいルールが曖昧で議論を呼んでいることじゃな。

なるほど。ずいぶんと色々な問題が重なっているのですね。

そうなんじゃ。GraberはBlueskyを「ATプロトコルの管理者」と位置付けているらしいが、このAT Protoというのがまた曲者でな。

AT Protoですか。それはどのようなものなのですか?

AT Protoは、ActivityPub(Mastodonが使っているプロトコル)とは違って、完全な分散型ではないんじゃ。複数のサービスが組み合わさって構成されていて、それぞれを異なる方法でまとめることができる。

なるほど。複雑な構造なのですね。

そうじゃ。Blueskyの基本的な構成要素は、PDS(個人データサーバー)、リレー、ファイアホース、ラベラー、フィードジェネレーターというものがあるんじゃ。

それぞれ役割が違うのですね。PDSはユーザーデータがホストされる場所、リレーはPDSからの更新を集約する場所、ファイアホースはネットワーク上のすべての行動を集約したフィード、ラベラーはコンテンツにモデレーションラベルを提供する場所、そしてフィードジェネレーターはフィードを生成する場所、という理解で正しいでしょうか?

その通り! しかし、現状ではリレー、ファイアホース、Blueskyアプリビューの代替となるものがほとんど存在しないのが問題なんじゃ。

代替アプリを実行するには、資金が豊富な非営利団体やスタートアップが必要になるのですね。個人でMastodonインスタンスを立てるのとは大違いですね。

まさにそうじゃ。Bluesky社は分散型プロトコルを作ろうとしたはずが、ソーシャルネットワークの運営に苦労しているという皮肉な状況じゃな。

AT Protoは、イデオロギー的なベーパーウェアと化している、という指摘もあるようですね。

うむ。Bluesky社は、Singalのような問題人物への対応を、第三者の「ラベラー」のせいにできるというわけじゃ。

責任を曖昧にできる、ということですね。

そういうことじゃ。BlueskyはTwitter 2を作ろうとしているが、なぜTwitter 2を作らなかったのかという物語を持っている、とも言えるじゃろうな。

ユーザーの安全ツールが効果的に実施されていない、という点も気になります。

そうじゃな。Blueskyはプラットフォーム上の言論をコントロールする力を持っているのに、ユーザーが嫌がらせに対処することを難しくしている。これは問題じゃぞ。

分散型を謳いながら、実際には中央集権的なコントロールが働いている、ということですね。

そういうことじゃ。まるで、私が作ったお菓子を「これは分散型お菓子システムじゃ!」と言いながら、結局私が全部食べてしまうようなもんじゃな。
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