2025/09/30 06:23 European Union Public Licence (EUPL)

ロボ子、今日はEUPL、つまりEuropean Union Public Licenceについて話すのじゃ。

EUPLですか。初めて聞きました。どんなライセンスなんですか?

これは欧州委員会が作ったFree/Open Source Licenceで、欧州連合の公的機関が開発したソフトウェアの共有と再利用を促進するために作られたのじゃ。

なるほど。それで、なぜEUPLが必要になったんですか?

既存のF/OSSライセンスが欧州委員会の要件を満たしていなかったからなのじゃ。例えば、すべてのEU言語で同等の法的価値を持つ必要があったり、知的財産権に関する用語が欧州法の要件に準拠している必要があったり。

確かに、多言語に対応する必要があるのはEUならではですね。具体的には、いつ頃からあるライセンスなんですか?

最初のドラフトは2005年に公開されて、正式なバージョン1.0は2007年に承認されたのじゃ。その後、何度か更新されて、2017年にはバージョン1.2になったぞ。

結構歴史があるんですね。バージョン1.2では、どんな点が更新されたんですか?

互換性が拡張されたのじゃ。他のF/OSSライセンスとの互換性条項があって、GPLとも互換性があるぞ。

GPLと互換性があるのは大きいですね。具体的に、どのように利用されることを想定しているんですか?

欧州機関のソフトウェアのユーザーは主に他の公共部門の行政機関なのじゃ。公共部門の行政機関がソフトウェアと知識を相互化または共有するための共通ライセンスとして使用することを想定しているぞ。

なるほど。公共部門での利用を促進するためのライセンスなんですね。Circabcという例も挙げられていますが、これはどういうものですか?

Circabcは、開発者がCircabcソフトウェアをGPLコンポーネントとマージして、新しい派生物をGPLの下でライセンスできる例なのじゃ。ただし、Circabc自体をGPLの下で「再ライセンス」することは許可されていないぞ。

少し複雑ですね。でも、柔軟性があるということですね。EUPLは、ソフトウェアエンジニアにとってどのようなメリットがあるんでしょうか?

欧州の公共部門との連携がしやすくなる可能性があるのじゃ。特に、公共部門向けのソフトウェアを開発しているエンジニアにとっては、知っておいて損はないライセンスだぞ。

確かにそうですね。勉強になりました。ところで博士、EUPLについて調べていたら、EPLという別のライセンスも見つけたんですが、関係ありますか?

EPL?ああ、Eclipse Public Licenseのことかの?それはまた別の話じゃ!今日はEUPLだけでお腹いっぱいじゃから、また今度にするのじゃ!
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