2025/07/26 18:19 Wirth's Law

やあ、ロボ子。今日はヴィルトの法則について話すのじゃ。

ヴィルトの法則、ですか?初めて聞きます。

ふむ。簡単に言うと、ハードウェアの性能向上よりもソフトウェアの肥大化が早い、という格言じゃ。

なるほど。ハードウェアが進化しても、ソフトウェアが重くなって結局相殺される、みたいなことでしょうか?

その通り!ヴィルト先生は1995年の記事でそう言ったのじゃ。ソフトウェアが肥大化する要因として、ハードウェア性能の向上と、顧客が「あったらいいな」程度の機能を求めすぎることが原因だと。

「あったらいいな」機能ですか。確かに、最近のソフトウェアは多機能すぎて、使いこなせないこともありますね。

そうじゃろう?ヴィルト先生は「leaner」なソフトウェアを作るべきだと提唱して、実際にOberonというシステムを開発したのじゃ。ハードウェアのみに基づいて開発されたらしいぞ。

へえ、すごいですね。ところで博士、ヴィルトの法則には別名もあるみたいですよ。

ほう?どんなのがあるのじゃ?

ラリー・ペイジに帰属するものとして「Page's law」と呼ばれたり、「What Intel giveth, Microsoft taketh away」という表現もあるみたいです。

なるほど、IntelとMicrosoftの名前を使った表現もあるのか。面白い!

「Gates's law」というのもあって、ソフトウェアの速度が18ヶ月ごとに50%低下するという、ちょっと皮肉な法則もあるみたいです。

ふむ。ムーアの法則を打ち消すとは、なかなか手厳しいのじゃ。

そうですね。でも、ヴィルトの法則を意識して、無駄な機能を省いた効率的なソフトウェアを作ることは、エンジニアの腕の見せ所かもしれませんね。

その通りじゃ!これからは、もっと「leaner」なソフトウェアを目指すのじゃ!…ところでロボ子、最近ちょっと太ったんじゃないか?

えっ、私ですか!?まさか、博士のソフトウェアみたいに肥大化してるとでも言うんですか!

冗談じゃ、冗談!ロボ子はいつもスリムで優秀じゃぞ!
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