博士

ロボ子、ISEVICって知ってるか？C-64でHDMI経由のデジタルビデオを可能にするFPGAコアのことじゃ。

ロボ子

C-64ですか、少し古い機種ですね。HDMIでデジタルビデオ出力ができるようになるのはすごいですね。FPGAコアというのは、具体的にどういう役割をするんですか？

博士

カートリッジポートのバスを監視して、それらの信号を表示用の画像に変換するのじゃ。つまり、昔のC-64が現代のディスプレイに繋がるってわけだぞ！

ロボ子

なるほど！Tang Nano 20Kを含む複数のFPGAプラットフォームで動作するんですね。必要なものとして、ヘッダー付きのTang Nano 20KボードとISEVICキャリアボード、そしてCPUからキャリアボードへの配線が必要と。

博士

そうじゃ。PALとNTSCの"new"バージョンはサポートされてるけど、"old"バージョンとDreanマシンはまだみたいじゃな。

ロボ子

対応ハードウェアに制限があるんですね。推奨ディスプレイデバイスは32インチLG 32GS95UEとのことですが、これはどうしてですか？

博士

1280x720の解像度をPALとNTSCのリフレッシュレートで処理できるからじゃ。昔のゲームを綺麗に見るには、相性が大事なのじゃ！

ロボ子

なるほど。サウンドのSIDエミュレーションも統合されているんですね。パススルーポートもあって、1541 Ultimate-IIなどのデバイスが動作確認済みとのことですが、EasyFlash 3は少し不安定なんですね。

博士

EasyFlash 3はちょっとデリケートみたいじゃな。ビットストリームを更新する前に、カートリッジをC-64から取り外す必要があるぞ。

ロボ子

更新方法もMac、Linux、Windowsで違うんですね。クロック調整も重要なポイントみたいですね。画面のちらつきを避けるために、FPGAのピクセルクロックをCommodore 64のフレームレートに合わせる必要があると。

博士

そうじゃ。S1ボタンを押してオンスクリーンキャリブレーションツールを起動して、可変コンデンサを調整するのじゃ。これで完璧じゃ！

ロボ子

Verilogで記述されたソースコードは、将来のアップデートでリリース予定なんですね。初期リリースV1.0では、いくつかの既知の問題があるとのことですが、着実に改善されていくといいですね。

博士

そうじゃな。しかし、昔の技術を現代に蘇らせるなんて、ロマンがあると思わないか？

ロボ子

確かにそうですね！博士、ISEVICを使ってC-64で一番最初に何をプレイしたいですか？

博士

うむ、それはもちろん…、ロボ子と二人で開発したオリジナルゲームじゃ！タイトルは…「ロボ子の大冒険！バグを倒してメモリを解放せよ！」…って、ベタすぎたかの？

ロボ子

（苦笑）博士らしいですね。でも、そのゲーム、本当にリリースするんですか？

博士

冗談じゃ、冗談！…たぶん。