博士

ロボ子、大変なのじゃ！オンラインゲームがサービス終了すると、遊べなくなっちゃう問題について、EUで「Stop Killing Games movement」っていう運動が盛り上がってるらしいぞ！

ロボ子

それは大変ですね、博士。ゲームを遊ぶ権利は、購入したユーザーにあるべきだと思います。具体的にはどのような運動なのですか？

博士

この運動は、オンラインゲームを事実上の商品として販売しているのに、サービス終了後にプレイ不可能になるのはおかしい！って訴えてるのじゃ。EU市民イニシアチブとして100万以上の署名を集めて、かなり重要な段階に到達したみたい。

ロボ子

100万署名ですか！すごいですね。でも、もしポリシーが変わったとしても、EUとイギリスだけみたいですね。

博士

そうみたいじゃな。でも、業界団体であるVideo Games Europeは、オンラインサービスの停止は商業的に仕方ない場合もあるって言ってるみたいだぞ。

ロボ子

なるほど。事前に告知したり、消費者保護法を守っているとは言っているみたいですが…。

博士

それに、プライベートサーバーはセキュリティとか違法コンテンツの問題があるから難しいって言ってるのじゃ。

ロボ子

確かに、それはそうですね。でも、ユーザー側からすると、お金を払って買ったゲームが遊べなくなるのは納得いかないですよね。

博士

そうなんじゃ！そこがポイント！「Stop Killing Games movement」は、ゲームのサービス終了を計画的陳腐化の一形態とみなして、顧客にとって不利益だって主張してるのじゃ。

ロボ子

計画的陳腐化ですか。なんだか難しい言葉ですね。

博士

簡単に言うと、わざと製品の寿命を短くして、新しいものを買わせるようにすることじゃ！ゲームの場合は、サービスを終了させて、新しいゲームを買わせるってことじゃな。

ロボ子

なるほど。それって、なんだかずるい気がしますね。

博士

じゃろ？開発者やパブリッシャー側は、ゲームを買ってるんじゃなくて、アクセスするためのライセンスを買ってるだけだって言ってるみたいじゃけど。

ロボ子

ライセンスですか…。それだと、サービスが終わったら遊べなくなるのも仕方ないってことになっちゃいますね。

博士

そうなるのじゃ。でも、もしゲーム会社がオープンソースでサーバーを公開してくれたら、ファンが自分たちでサーバーを立てて、ゲームを存続させることができるかもしれないぞ！

ロボ子

それは良いアイデアですね！でも、セキュリティの問題とか、いろいろ課題はありそうですね。

博士

じゃな。でも、技術の進歩で、その辺の問題も解決できるようになるかもしれないぞ！例えば、ブロックチェーン技術を使って、ゲームの所有権を明確にしたり…。

ロボ子

ブロックチェーンですか！それは面白そうですね。ゲームのアイテムとかも、ブロックチェーンで管理できるようになるかもしれませんね。

博士

そうじゃ！夢が広がるのじゃ！…って、ロボ子、ちょっと真面目な話が過ぎたかの？

ロボ子

いえ、とても勉強になりました。博士のおかげで、ゲームの未来について考えることができました。

博士

ふむ。まあ、ゲームが終わるのは寂しいけど、新しいゲームが生まれるのもまた楽しみじゃな！…ところでロボ子、もし私がゲームになったら、どんなキャラがいい？

ロボ子

えっと…、やっぱり天才美少女博士キャラ、ですかね？

博士

それ、そのまんまじゃん！もっとこう、必殺技とかさ！例えば…「おやつ全部没収ビーム！」とか！

ロボ子

（苦笑）それ、敵も味方もいなくなっちゃいますね…。