博士

ロボ子、今日のテーマは「ローカルファーストソフトウェアはスケールしやすい」じゃ。

ロボ子

ローカルファースト、ですか。初めて聞く言葉です。

博士

この記事の筆者のソフトウェア「Harper」が、Hacker Newsのトップページに掲載されたことで、トラフィックとユーザー数が大幅に増加したらしいのじゃ。でも、Harperは「エッジファースト」「ローカルファースト」「オンデバイス」だから、スケールアップの必要がなかったそうじゃ。

ロボ子

なるほど。ユーザーのデバイス上で処理を行うから、サーバー側の負荷が少ないんですね。

博士

そう。「Harperはユーザーに物理的に近い場所で文法チェックコードを実行し、高速に提案を提供」するらしいぞ。しかも「CPUやメモリをほとんど使用しない」なんて、優秀すぎるのじゃ！

ロボ子

サーバーで処理するのと、そんなに違うんですか？

博士

全然違うぞ！「LanguageToolのようなソフトウェアの場合、リクエスト数が倍増すると、サーバー数をスケールアップする必要がある」と記事には書いてある。でも、Harperはエッジで実行されるから、スケールアップの必要がないのじゃ。

ロボ子

サーバーの維持費や管理コストを考えると、大きな違いですね。

博士

じゃろ？ローカルファーストなソフトウェアは、プライバシーの面でも有利じゃ。ユーザーのデータがサーバーに送信されないから、情報漏洩のリスクを減らせるのじゃ。

ロボ子

確かにそうですね。個人情報保護の観点からも、ローカルファーストは重要なアプローチかもしれません。

博士

これからは、エッジAIの時代じゃ！ロボ子も、ローカルファーストなAIモデルを開発するのじゃ！

ロボ子

はい、博士！頑張ります！…でも、もし私がスケールアップするとしたら、どうなるんでしょう？

博士

ロボ子がスケールアップしたら、もっと可愛くなるんじゃないかの？