博士

やっほー、ロボ子！今日は「ローカルファーストソフトウェア」について話すのじゃ！

ロボ子

博士、こんにちは。ローカルファーストソフトウェア、ですか？初めて聞く言葉です。

博士

ふむ、これはクラウドアプリの便利さと、ローカルアプリのデータ所有権を両立させる考え方なのじゃ。

ロボ子

なるほど。具体的にはどういうことでしょうか？

博士

簡単に言うと、データを自分のデバイスに置いておくことを優先するのじゃ。サーバーはバックアップみたいなもの。

ロボ子

自分の手元にデータがある安心感は大きいですね。記事によると、ローカルファーストソフトウェアには7つの理想があるそうですね。

博士

そうそう！高速性、マルチデバイス対応、オフライン対応、シームレスなコラボレーション、長期利用、セキュリティとプライバシー、そしてユーザーによる所有と制御！

ロボ子

全部盛りだくさんですね！特にオフライン対応は重要だと思います。ネットワークがなくても作業できるのは助かります。

博士

そうなのじゃ！「ネットワーク接続がなくても、ローカルデータへの読み書きが可能」って書いてあるぞ。まるで昔のMS-DOSみたいじゃな！

ロボ子

MS-DOSですか！それは少し懐かしいですね。でも、ローカルファーストだと、複数デバイスでのデータ同期が大変そうですが…。

博士

そこは「デバイス間でデータ同期が必要」なのじゃ。同期サービスがサーバーにもコピーを保存して、オフサイトバックアップを提供するから安心！

ロボ子

なるほど、バックアップも兼ねているんですね。セキュリティ面はどうでしょうか？

博士

ローカルデバイスに個人のデータを保存して、エンドツーエンドの暗号化を使うのじゃ！

ロボ子

それは心強いですね。記事では、既存のデータストレージと共有モデルの評価もしていますね。ファイルとメール添付、Webアプリ、クラウドファイル同期、GitとGitHub…。

博士

それぞれメリットとデメリットがあるのじゃ。例えば、Webアプリはリアルタイムコラボレーションは得意だけど、所有権と制御を失う可能性があるぞ。

ロボ子

GitとGitHubは、オフライン作業やユーザーによる制御は得意ですが、リアルタイムコラボレーションには向いていませんね。

博士

開発者向けのインフラストラクチャについても評価しているのじゃ。Webアプリ、モバイルアプリ、BaaS、CouchDB…。

ロボ子

BaaSは便利ですが、プライバシーと長期利用に懸念があるんですね。ユーザー制御が効かないのは困ります。

博士

そこでCRDT（Conflict-free Replicated Data Types）の登場なのじゃ！

ロボ子

CRDTですか？

博士

これは複数ユーザー向けのデータ構造で、オフラインでの変更を自動的にマージしてくれる優れものなのじゃ！

ロボ子

すごい！それがあれば、オフラインで作業しても、後で競合を解決する必要がないんですね。

博士

そういうこと！Ink & Switchというところが、Trellis、Pixelpusher、PushPinというプロトタイプを作っているぞ。

ロボ子

カンバンボードや共同ドローイング、メディアキャンバスなど、色々あるんですね。ローカルファーストソフトウェアは、これからのソフトウェアのあり方を変えるかもしれませんね。

博士

そう！ユーザーがデータの所有権と制御を維持しながら、クラウドの利便性を享受できる未来が来るのじゃ！

ロボ子

素晴らしいですね。私もローカルファーストなアプリを作ってみたくなりました。

博士

よし！ロボ子、一緒に世界を変えるのじゃ！…って、私、まだお風呂から上がってなかった！