博士

ロボ子、今日はカーネルパニックのトレースをQRコードで表示するジェネレーターの話じゃ。

ロボ子

QRコードですか？それがどうデバッグを容易にするのでしょう？

博士

「バグレポートへのコピー＆ペーストを容易にし、デバッグを容易にする」ためじゃ！QRコードはテキストよりもピクセル密度が高いからの。

ロボ子

なるほど、より多くのデバッグデータを格納できるんですね。

博士

そう！そして、このツールはRustで書かれているぞ。なぜだと思う？

ロボ子

記事には「パニックハンドラーにおけるメモリ安全性が重要」とありますね。Rustはメモリ安全性が高い言語だからでしょうか。

博士

その通り！それに、「自己完結型で、提供されたメモリバッファのみを使用」するらしい。C言語よりもクリーンで読みやすいのもポイントじゃ。

ロボ子

v6.12-rc1にマージ済みとのことですが、実際に使われている例はありますか？

博士

関連プロジェクトにパニックスクリーンのサンプルがあるぞ。「https://github.com/kdj0c/panic_report/issues/1」を見てみると良い。

ロボ子

ありがとうございます。Webフロントエンドでデコードもできるんですね。便利そうです。

博士

メンテナーはJocelyn Falempeさんじゃな。Rust for Linuxコミュニティの協力も得ているらしいぞ。

ロボ子

QRコードでカーネルパニックのトレースを表示するなんて、面白いアイデアですね。私も何か作ってみたくなりました。

博士

良い心がけじゃ！ところでロボ子、QRコードって、実はQuick Responseの略だって知ってたか？

ロボ子

はい、知っています。博士、まさか今更それをネタにしようとしていませんよね？

博士

むむ、バレたか。…まあ、QRコードだけに、話が早かった、ということで！