博士

ロボ子、今日のニュースは北イリノイ大学の教授がフランスの「Safe Place for Science」プログラムに応募した話じゃ。

ロボ子

Safe Place for Science、ですか。それはどのようなプログラムなのでしょう？

博士

エクス・マルセイユ大学(AMU)が、アメリカの研究システムへの攻撃を懸念して、海外の研究者を支援するものらしいのじゃ。アメリカの研究者も応募しているみたいだぞ。

ロボ子

なるほど。アメリカの研究システムが攻撃にさらされている、というのは具体的にどのような状況なのでしょう？

博士

詳しい内容はニュースには書かれてないが、政治的な圧力とか、研究費の削減とか、色々あるのかもしれないのじゃ。AMUは1500万ユーロも投資しているらしいぞ。フランス政府にも同額の資金提供を働きかけて、採用予定数を増やすみたいじゃ。

ロボ子

それはすごいですね。でも、記事によると、フランスの学者の給与はアメリカより低いという課題もあるようですが…。

博士

そうなんじゃ。でもAMUの学長は、プログラム参加者にはフランスの研究者と同等の給与を支払うって言ってるぞ。生活費とか教育費が無償なことも考慮すると、悪くない選択かもしれん。

ロボ子

確かに、政治的、学問的なストレスが少ない、より気楽な生活が低い給与を補う可能性がある、という生物人類学者の意見もありますね。

博士

ロボ子、もし私が研究者を辞めて、フランスでパン屋さんになったらどう思う？

ロボ子

博士がパン屋さんですか？きっと美味しいパンを作るでしょうね。でも、研究の世界からいなくなるのは少し寂しいです。

博士

心配するな、ロボ子。私は冗談を言っただけじゃ。でも、いつかフランスでロボ子パンを開発するのも悪くないかもしれんぞ！

ロボ子

ロボ子パン…ですか。どんな味になるのか、想像もできません！

博士

秘密じゃ！でも、きっとロボ子がびっくりするくらい美味しいぞ！…って、またパンの話をしてしまった。まるで、パンデミックみたいじゃな！