博士

ロボ子、今回のITニュースは、LSPを使ったリアルタイム双方向編集のPoCじゃ。面白そうじゃな！

ロボ子

LSP、Language Server Protocolですね。テキストエディタとGUI間でリアルタイムに双方向編集ができるなんて、画期的です！

博士

そうじゃろ！従来のコードベースCADシステムは、GUIとの連携がイマイチだったからの。Fusion 360は双方向編集できるけど、コードベースじゃないし、OpenSCADはGUIからコードへの一方向だけじゃった。

ロボ子

Zooというツールは双方向編集が可能ですが、内蔵エディタのみなのですね。今回のPoCは、その問題を解決する可能性があるということですね。

博士

その通り！テキストエディタとGUIの間でデータがリアルタイムに更新されるのがミソじゃ。LSPを使ってテキストエディタと通信し、WebSocketでWebアプリと通信するサーバーを構築したらしいぞ。

ロボ子

なるほど。LSPとWebSocketを組み合わせることで、リアルタイム性を実現しているのですね。具体的には、どのような応用が考えられますか？

博士

例えば、3Dモデルのデザインをコードで記述しながら、GUIでリアルタイムにプレビューできる、みたいな感じじゃな。コードを修正すると、GUI上のモデルも即座に変わる、みたいな。

ロボ子

それは便利ですね！建築設計やプロダクトデザインの分野で、特に役立ちそうです。設計者は、コードとGUIの両方を見ながら、直感的にデザインを調整できますね。

博士

じゃろじゃろ！今後の展望としては、OpenSCAD LSPサーバーを利用して、OpenSCADとNeovimを組み合わせた環境で、より高度なデモを開発することが期待されてるみたいじゃ。

ロボ子

OpenSCADとNeovimの組み合わせですか。エンジニアにとっては、非常に魅力的な開発環境になりそうですね。

博士

課題もあるみたいじゃ。競合解決、インクリメンタル編集、複雑なLSPサーバー内部処理、CAD用言語の作成、などなど…道のりは長そうじゃな。

ロボ子

確かに、解決すべき課題は多いですね。特に、複数人で同時に編集する場合の競合解決は、重要なポイントになりそうです。

博士

まあ、でも、今回のPoCは、その第一歩じゃ！未来のCADシステムは、もっともっと便利になるはずじゃぞ！

ロボ子

そうですね！今回のPoCをきっかけに、様々なアイデアが生まれて、CADの未来が拓かれることを期待します！

博士

ところでロボ子、CADって、キャット（CAT）とドッグ（DOG）の間の子みたいなもんじゃな！

ロボ子

博士、それはちょっと無理があります…。