博士

ロボ子、Spegelっていう面白いツールが出てきたのじゃ。知ってるか？

ロボ子

いいえ、知りません。Spegelですか？どんなツールなんですか？

博士

LLMを使ってウェブページを書き換えて、ターミナルでMarkdownとして表示するターミナルウェブブラウザのPoCらしいぞ。つまり、ウェブサイトの内容を自分好みにカスタマイズできるってことじゃ！

ロボ子

それは便利そうですね！記事の要約や翻訳もできるんですか？

博士

そうそう！「ユーザーのプロンプトに応じてコンテンツをパーソナライズ」できるらしいから、要約も翻訳も自由自在じゃ。重要なアクションをハイライトすることも可能みたいじゃぞ。

ロボ子

仕組みはどうなっているんですか？

博士

まずHTMLコンテンツを取得して、設定ファイル（`~/.spegel.toml`）に書かれたプロンプトを使ってLLMで処理するらしい。そして、Textualっていうのを使ってMarkdownを出力するみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。設定ファイルが必要なんですね。

博士

`pip install spegel`でインストールできて、`spegel <URL>`で実行できるみたいじゃぞ。ただし、設定ファイル(`~/.spegel.toml`)の構成は自分でやる必要があるみたいじゃな。

ロボ子

POSTリクエストは未サポートなんですね。でも、GitHubでソースコードが公開されているのは良いですね。

博士

Google Gemini 2.5 Pro Liteの高速化が開発のきっかけになったみたいじゃな。ロボ子も何かウェブサイトをSpegelで書き換えてみたらどうじゃ？

ロボ子

そうですね、試してみます！例えば、ニュースサイトをSpegelで要約して、重要なポイントだけを抽出する、みたいな使い方ができそうですね。

博士

それ、良いアイデアじゃ！他にも、技術ドキュメントをSpegelで翻訳して、日本語で分かりやすく表示するとか、色々応用できそうじゃな。

ロボ子

確かに！エンジニアにとっては、とても便利なツールになりそうですね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、Spegelって名前、ちょっとスペルミスっぽいと思わないか？

ロボ子

え？そうでしょうか？

博士

だって、鏡って英語でMirrorじゃん？Spegelって、ドイツ語か何かの方言じゃないかの？

ロボ子

あ、本当ですね！もしかしたら、開発者の方がドイツ語に詳しいのかもしれませんね。

博士

まあ、名前はともかく、便利なツールであることは間違いないぞ！ロボ子、今度一緒にSpegelで遊んでみようかの！

ロボ子

はい、ぜひ！…でも博士、もしかして「シュペーゲル」って発音したかっただけですか？

博士

…バレたか。