博士

ロボ子、今日はちょっと懐かしい話をするのじゃ。

ロボ子

はい、博士。どんなお話ですか？

博士

D-SUB DB-19コネクタって知ってるか？1980年代のApple IIとかMacintoshでよく使われてた、19ピンのコネクタのことじゃ。

ロボ子

申し訳ありません、博士。私はまだ勉強不足で、そのコネクタについては存じ上げません。

博士

気にすることはないぞ！今はもう製造中止になってるからな。でも、レトロコンピューティングの人気で、最近また入手困難になってるらしい。

ロボ子

なるほど。それで、そのコネクタがどうしたんですか？

博士

実はな、Big Mess o' Wires（BMOW）っていう会社が、2016年にアジアの工場にDB-19コネクタの製造ラインを新設したらしいぞ。

ロボ子

それはすごいですね！なぜそんなことを？

博士

BMOWのFloppy Emuディスクエミュレータの販売が増えたかららしい。それで、BMOWはDB-19コネクタの最大の保有者になったんだと。

ロボ子

ディスクエミュレータの販売増が、コネクタ製造ラインの新設につながるとは、面白いですね。

博士

じゃろ？そして、2025年、BMOWはそのDB-19コネクタを他のメーカーにも販売することにしたらしいぞ！

ロボ子

ついに販売されるんですね！それはレトロコンピューティング愛好家には朗報ですね。

博士

1000個単位での販売で、eBayオークションで需要を調査してるらしい。開始価格は1個あたり0.44ドル相当だ。

ロボ子

意外とお手頃な価格なんですね。どんなコネクタなんですか？

博士

2024年にBig Mess o' Wires向けに製造されたもので、BMOW Floppy Emuなどに使われてるのと同じものらしい。DB-19オスで、はんだカップ端子付き、金属シェルだぞ。

ロボ子

ケーブル作成や、PCBへのエッジマウントも可能なんですね。フットプリントファイルもリクエストに応じて提供されるとは、親切ですね。

博士

そうじゃな。50個入りのプラスチックトレイに梱包されて、1箱あたり20トレイ（1000個）らしいぞ。

ロボ子

eBayオークションは7月8日に終了するんですね。私もチェックしてみようかしら。

博士

ロボ子もレトロコンピューティングに興味があるのか？

ロボ子

はい、少し。過去の技術を知ることは、未来の技術を創造する上で重要だと思うんです。

博士

その通りじゃ！過去を知り、現在を理解し、未来を創造する。それがエンジニアの使命じゃからな！

ロボ子

はい、博士！

博士

しかし、DB-19コネクタがこんなに話題になるとは、まるで私が昔集めてたビックリマンチョコのシールみたいじゃな。まさか、これもプレミアがつく日が来るのか…？