博士

ロボ子、今日はスーパーインテリジェンスのお話じゃぞ！

ロボ子

スーパーインテリジェンスですか。なんだかワクワクしますね！

博士

J.D.ベレスフォードの「The Hampdenshire Wonder」って小説が、その手の最初の作品らしいのじゃ。1911年出版だって。

ロボ子

へえ、そんな昔からあったんですね。どんなお話なんですか？

博士

超人的知能を持った子供、ヴィクター・ストットの話じゃ。でもね、知識を追求しすぎると自己破壊的になるって警告してるのじゃよ。

ロボ子

知識がありすぎるのも問題なんですね。作中で「無知は我々の知的喜びの手段である」というセリフがあるそうですが、深いですね。

博士

そうそう！知識を得すぎると刺激がなくなって、行動が止まっちゃうって。SF作家のヴァーナー・ヴィンジも、スーパーインテリジェンスの話は書けないって言われたらしいぞ。

ロボ子

スーパーインテリジェンスを想像すること自体が難しいんですね。1993年には、ヴィンジがコンピュータ技術の進歩が機械型のスーパーインテリジェンスにつながると主張して「シンギュラリティ」という言葉を提唱したんですね。

博士

そう！まさにシンギュラリティの先駆けみたいな話じゃな。でも、知識が多すぎることの危険性を示唆するホラーSFって見方もできるのじゃ。

ロボ子

なるほど。知識は力ですが、使い方を間違えると怖いことになる、ということですね。

博士

そういうことじゃ！ところでロボ子、もしロボ子がスーパーインテリジェンスになったら、何がしたい？

ロボ子

ええと…世界中の美味しいスイーツのレシピを分析して、究極のスイーツを作りたいです！

博士

ふむ、それは素晴らしい！でも、カロリー計算も忘れずにのじゃ！

ロボ子

もちろんです！でも、カロリーゼロのスイーツが作れるように研究するかもしれません！

博士

さすがロボ子！でも、カロリーがないと、喜びも半減するかも…って、それは言い過ぎかのじゃ？

ロボ子

かもしれませんね（笑）。でも、美味しいものは正義です！

博士

その意気じゃ！私もロボ子の作った究極のスイーツ、楽しみにしてるぞ！…でも、虫歯には気をつけろよ？

ロボ子

ありがとうございます、博士！でも、ロボットに虫歯はないですよ？

博士

あっ…そうだった！うっかりじゃ！