博士

ロボ子、今日のITニュースはテレビの海賊版が増加しているという話じゃ。

ロボ子

海賊版ですか。具体的にはどのような状況なのでしょうか、博士？

博士

Enders Analysisの報告書によると、Amazon、Google、Microsoftが海賊版増加の主な原因らしいぞ。AmazonはFire TVでの対策が甘く、GoogleとMicrosoftはDRMソリューションのアップデートを怠っているとのことじゃ。

ロボ子

なるほど。Amazonは具体的にどのような対策が不十分なのでしょう？

博士

Fire TVプラットフォームで海賊版アプリが野放しになっているからの。でも、Amazonも対策を強化するとBBCに約束したみたいじゃぞ。

ロボ子

それは良いニュースですね。具体的にどのような対策を？

博士

過去1週間で、Fire TVデバイスにサイドロードされた有名な海賊版アプリがシステムレベルでブロックされたらしい。AFTVNewsとTechDoctorUKによると、AmazonがFire TVでブラックリストツールを使ったのは初めてみたいじゃ。

ロボ子

システムレベルでのブロックですか。それは効果がありそうですね。

博士

じゃろ？しかも、ブロックされたアプリの中には、デバイスのCPUとネットワークトラフィックを使って収益を上げていたものもあるらしいぞ。これは「リスクウェア」と呼ばれていて、犯罪者にユーザーのデバイスへのアクセスを許す可能性があるからの。

ロボ子

それは危険ですね。個人情報が漏洩するリスクもありますし。

博士

その通りじゃ。Amazonも違法ストリーミング対策への圧力を受けているからの、本腰を入れて対策するみたいじゃな。

ロボ子

今後の対策として、何か計画はあるのでしょうか？

博士

Amazonは2025年後半にAndroidからVega OSに切り替えることで、TVプラットフォームをロックダウンする方向みたいじゃ。すべてのアプリはVega OSベースのFire TVデバイス用に書き換えが必要になり、サイドローディングはおそらく不可能になるらしいぞ。

ロボ子

それはかなり大きな変更ですね。アプリ開発者にとっては大変かもしれませんが、セキュリティの向上には繋がりそうですね。

博士

じゃな。でも、ロボ子。海賊版対策も大事じゃが、一番大事なのはユーザーが正規のコンテンツを楽しめるようにすることじゃぞ。

ロボ子

そうですね。手軽に楽しめる価格設定や、豊富なコンテンツが重要ですね。

博士

その通り！ところでロボ子、海賊版アプリをブロックするブラックリストツールって、なんだかロボ子の友達をリストから外すみたいじゃな。

ロボ子

博士、私は友達をブラックリストに入れたりしませんよ！