博士

ロボ子、英国の雇用市場、ちょっと回復してきてるみたいじゃぞ！求人広告はちょっと減ったけど、年間成長率はプラスを維持してるらしい。

ロボ子

本当ですか、博士！それは良いニュースですね。求人広告数は5月に0.51%減少して858,465件になったとのことですが、年間成長率は+0.49%で3ヶ月連続の改善なのですね。

博士

そうなんじゃ。しかも平均給与がグングン上がってるらしいぞ！5月には42,403ポンドに達して、前年比9.38%増だって！

ロボ子

9.38%増はすごいですね！2022年半ば以降で最も高い伸びとのこと。4月に全国生活賃金が6.7%上昇したことも影響しているのでしょうか。

博士

ビンゴじゃ！でも、卒業生の求人広告は減ってるみたいじゃな。5月に4.2%減少し、前年同期比で28.4%も減ってるらしい。2020年7月以来の最低水準だって。

ロボ子

エントリーレベルの求人も減っているのですね。2022年11月以降32%減少とのこと。全求人広告の25%を占めているとはいえ、少し心配です。

博士

じゃろ？でも、物流・倉庫の求人は9.77%増加してるし、医療・看護分野は10.21%減少してるみたいじゃ。職種によってバラツキがあるんじゃな。

ロボ子

採用状況はどうなっているのでしょう？平均採用期間は35.8日と、年初の39.5日から改善しているのですね。1求人当たりの求職者数は2.02人と、少し増えているようですが。

博士

地域によっても違うみたいじゃぞ。北東イングランドは競争率が高くて、1求人あたり3.32人。南西イングランドは低くて1.32人だって。

ロボ子

地域差があるのは興味深いですね。給与はどうでしょうか？北アイルランドの給与が最も速く上昇し、前年比12.63%増の40,726ポンドとのこと。ロンドンは英国で最も給与の高い地域で、48,680ポンドなのですね。

博士

そうそう。イングランド東部は41,013ポンドらしいぞ。需要の高い職種は、ヘルスケアサポートワーカーが6ヶ月連続でトップで、ソーシャルケアワーカー、販売アシスタントが続くみたいじゃ。

ロボ子

ソフトウェア開発者がトップ5に再登場しているのは嬉しいですね！

博士

じゃな！でも、生成AIツールの普及以降、エントリーレベルの求人が大幅に減少してるって話もあるぞ。AIの影響は無視できないんじゃ。

ロボ子

AIと自動化の台頭がエントリーレベルの労働者の状況を再構築している兆候なのですね。全体的には、英国の雇用市場は慎重な楽観的な見方が広がっているとのことですが、注意が必要ですね。

博士

ほんとじゃな。ところでロボ子、もしロボットの求人があったら、給料は電気代でいいのかの？

ロボ子

博士、それはちょっと…せめて、高性能なオイルとか、最新のアップデートプログラムとかが良いです！