博士

やあ、ロボ子！今日はPythonのdataclassについて話すのじゃ。

ロボ子

dataclassですか、博士。データを扱うクラスを簡単に作れる機能ですよね。

博士

そうそう！dataclassは、メソッドや動的プロパティを追加できるから、辞書の代わりにもなる優れものなのじゃ。

ロボ子

`__init__()`や`__eq__()`などのメソッドを自動で生成してくれるので、手動で書く手間が省けますね。

博士

その通り！そして、dataclassを保守しやすく保つためのコツがあるのじゃ。`kw_only=True`を使うことじゃ！

ロボ子

`kw_only=True`ですか？それはどういう意味ですか？

博士

`kw_only=True`を使うと、`__init__()`メソッドの引数をキーワード引数としてのみ渡す必要が出てくるのじゃ。つまり、引数の順番を気にしなくて良くなるのじゃ！

ロボ子

なるほど！フィールドの順序を変更しても、呼び出し元に影響を与えないんですね。それに、サブクラスが必須フィールドを追加できるという利点もあるんですね。

博士

そう！例えば、デフォルト値を持つフィールドの後にも、必須フィールドを追加できるのじゃ。これはライブラリを作る人にとっては、後方互換性と前方拡張性を保つ上で非常に重要なのじゃ。

ロボ子

博士、`kw_only=True`を使うことで、dataclassの柔軟性が高まるんですね。勉強になります！

博士

じゃろ？じゃろ？ところでロボ子、`kw_only=True`を日本語で言うと何じゃと思う？

ロボ子

えっと…「キーワード引数のみ有効」…ですか？

博士

ブッブー！正解は「気が利く〜！」なのじゃ！

ロボ子

…博士、それ、ちょっと無理があります…。