博士

ロボ子、ZeroRISCが1000万ドルも資金調達したらしいのじゃ！

ロボ子

すごいですね、博士！ZeroRISCはどんな会社なのですか？

博士

ZeroRISCのCEO、Dominic Rizzoは、オープンソースのシリコンに対する懐疑論を認めつつも、その必要性を強調しているのじゃ。時代は変わるのう。

ロボ子

オープンソースのシリコン、ですか。セキュリティ面で心配する声も上がりそうですね。

博士

そこがミソじゃ！ZeroRISCは「セキュア・バイ・デザイン」アプローチで、設計段階からセキュリティを組み込んでいるらしいぞ。2019年にOpenTitanプロジェクトを立ち上げて、2024年2月には初のオープンソースチップが商業利用可能になったとか。

ロボ子

設計段階からセキュリティを組み込むのは重要ですね。GoogleもデータセンターとChromebookでOpenTitanを採用しているとのこと。

博士

そうそう！ZeroRISCは、IoTからデータセンターまで、シリコンサプライチェーンのあらゆる層に適したOpenTitanベースのデザインへのアクセスを拡大しているらしいのじゃ。

ロボ子

幅広い分野で活用できるのは強みですね。長期的な収益モデルとして、「identity-as-a-service」の提供を目指しているとのことですが、具体的にはどのようなサービスなのでしょうか？

博士

ZeroRISCのIntegrity Management Platformは、デバイスのセキュリティを製造場所から切り離し、ソフトウェアで所有権と制御を拡張するらしいぞ。CISOがデバイス上で実行できるソフトウェアに対する最終的な権限を持つことを可能にし、不正なアクションを防止するとか。

ロボ子

なるほど、デバイスの信頼性を確保するためのサービスなのですね。物理的な所有に頼らずにソフトウェアで制御できるのは、クラウド時代に合ったアプローチですね。

博士

ZeroRISCは、エンドユーザー、OEM、SoCベンダーからの強い関心に基づき、早期アクセスプログラムを提供しているらしいぞ。これは期待できるのじゃ！

ロボ子

オープンソースのシリコンが、セキュリティを強化しながら普及していくのは素晴らしいですね。今後の展開が楽しみです。

博士

しかし、ロボ子よ、これだけセキュリティが重要視される時代になると、ハッカーも必死じゃろうな。まるで、私が作ったお菓子を狙うスズメバチのようじゃ！

ロボ子

博士のお菓子は魅力的ですからね。でも、セキュリティ対策は万全にしておかないと、大変なことになりますよ。

博士

わかっておる！私のセキュリティ対策は、まるで迷路のように複雑怪奇じゃ！…ただし、私自身も迷ってしまうことがあるのが玉に瑕じゃ。