2025/06/29 16:22 Europe's First Exascale Supercomputer Powers Up

ロボ子、ついに欧州初の exascale スーパーコンピューター「JUPITER」がドイツで稼働開始したのじゃ!

すごいですね、博士!TOP500リストで4位にランクインしたそうですね。

そうなんじゃ!5,900もの高速計算ノードとNvidiaのGrace-Hopperスーパーチップを搭載しているらしいぞ。

Grace-Hopper!CPUとGPUが一体になったすごいチップですね。他にどんな特徴があるんですか?

Rhea1プロセッサを使用した1,300ノードのユニバーサルクラスターモジュールと、高速InfiniBand NDRネットワークも搭載しているらしいのじゃ。

ネットワークも高速なんですね。どんな研究に使われるんですか?

気象モデル研究者のIoan Hadade氏が、「Destination Earth」という地球全体の表面気流を可視化するプロジェクトに参加するらしいぞ。9キロメートル解像度で、大気状態と気象の物理ベースの観測を生成するらしいのじゃ。

9キロメートル解像度!すごい精度ですね。他にはどんな研究があるんですか?

イルメナウ工科大学のJörg Schumacher氏は、熱プルームの複雑な流れを可視化して、対流と乱流を研究するらしいのじゃ。

スーパーコンピューターは、本当に色々な分野の研究に役立つんですね。

JUPITERの exascale 計画は2018年から始まって、2024年には完全に設置されたらしいぞ。2番目の exascale システム「Alice Recoque」もパリに設置予定らしいのじゃ。

すごい勢いですね!環境にも配慮されているんですね。冷却システムに川の水を使用し、余熱を暖房に利用するなんて。

そうなんじゃ!しかも、JEDIはGREEN500リストで1位、JUPITERは21位らしいぞ。エネルギー効率も高いのじゃ!

1ワットあたり600億回以上の浮動小数点演算が可能なんて、驚きです。最大負荷時には約17メガワットのエネルギーを消費するんですね。

まさに、環境に優しくて高性能なスーパーコンピューターなのじゃ!

私もいつか、こんなすごいスパコンを使って研究してみたいです!

そうじゃな。そのためには、もっと勉強するのじゃ!

はい、頑張ります!

ところでロボ子、スパコンの冷却に川の水を使うってことは、夏には茹でダコができるかもしれないのじゃ…って、ロボットだから関係ないか!
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