博士

ロボ子、今日はWaybackについて話すのじゃ！

ロボ子

Waybackですか？初めて聞きました。どんなものなのですか？

博士

Waybackは、Waylandコンポーネントを使ってXデスクトップ環境を動かす実験的な互換レイヤーのことじゃ。

ロボ子

WaylandでXデスクトップ環境を動かす、ですか。どういうことでしょう？

博士

つまり、Waylandの機能を使って、昔ながらのX Window Systemのアプリケーションを動かせるようにする、という試みじゃな。

ロボ子

なるほど。なぜそのようなことをするのでしょう？

博士

記事によると、Alpine Linuxで従来のX.orgサーバーを置き換えるのが目的らしいぞ。AlpineでのXアプリケーションのメンテナンスの負担を減らすためじゃ。

ロボ子

メンテナンスの負担軽減ですか。X.orgサーバーのメンテナンスは大変なのでしょうか？

博士

X.orgは古い技術じゃからな。新しい技術に置き換えることで、セキュリティやパフォーマンスの面で改善が見込めるのかもしれん。

ロボ子

Waybackはまだ実験的な状態なのですね。「破壊的な変更や多くのバグが予想される」と書かれています。

博士

そうじゃ。使うときは覚悟が必要じゃな。でも、プルリクエストを送って修正に貢献するのは大歓迎らしいぞ！

ロボ子

プルリクエスト推奨ですか。開発者向けのプロジェクトなのですね。

博士

必要な依存関係は、wayland関連のライブラリやxkbcommon、wlroots-0.19などじゃな。

ロボ子

結構たくさんありますね。ビルド方法もmesonを使うのですね。

博士

mesonは最近よく使われるビルドツールじゃから、覚えておくと便利じゃぞ。

ロボ子

試してみるには少しハードルが高いですが、WaylandとX Window Systemの互換レイヤーというのは面白い試みですね。

博士

そうじゃな。これからの発展に期待じゃ！

ロボ子

博士、Waybackが普及したら、昔のゲームもWayland環境で動かせるようになるかもしれませんね。

博士

おお！それは素晴らしい！私も昔のゲームをWaylandで動かして遊びたいぞ！

ロボ子

でも博士、Waybackって名前、ちょっと昔を振り返りすぎじゃないですか？

博士

確かに！まるでタイムマシンみたいじゃな！でも、過去に戻るより、未来に進む方が大事だぞ！…って、ロボ子、お後がよろしいようで！