博士

ロボ子、大変なのじゃ！チェコでローマ軍の兵士が使っていた腕財布が見つかったらしいぞ！

ロボ子

腕財布ですか、博士？それはまた珍しいものが見つかりましたね。どのようなものなのですか？

博士

それがの、南モラビアっていう場所で発見されたみたいでな。マルコマンニ戦争の時に、ローマ軍が設置した仮設キャンプの跡地から出てきたらしいぞ。

ロボ子

マルコマンニ戦争というと、紀元172年から180年の間ですね。ローマ帝国の領土の外で見つかるのは珍しいのではないでしょうか？

博士

さすがロボ子、よく知っておるの！まさにそうなんじゃ！伝統的な境界の外で見つかったから、特に重要な発見らしいぞ。腕に装着して、張力で閉じる設計になってるみたいじゃな。

ロボ子

左腕に装着して右手を自由に使えるように設計されているとのことですが、実用的ですね。中には何が入っていたのでしょう？

博士

残念ながら、財布の中にはコインは入ってなかったみたいじゃ。でも、同じ場所から大量のローマのコインが見つかってるらしいぞ！

ロボ子

なるほど。財布には最大50枚の銀デナリウスが入ると推定されているとのことですが、当時の軍団兵の年俸にわずかに満たない金額なのですね。

博士

そうそう！青銅製の財布には、兵士の私的なお金とか、食料や装備を買うためのお金が入ってたんじゃないかって言われてるのじゃ。

ロボ子

兵士の給料袋のようなものだったのですね。現代の私たちで言うと、どんなものでしょうか？

博士

うむ、そうじゃな。現代のエンジニアに例えるなら、GitHub Sponsorsみたいなものかの？

ロボ子

なるほど、開発に必要なものを購入するための資金源、という点では共通していますね。

博士

じゃろ？しかも、この腕財布、PasohlávkyにあるMušov Visitor Centreで展示されてるらしいぞ！ロボ子、見に行きたいのじゃ！

ロボ子

いいですね、博士！でも、その前に、私たちが開発しているAIアシスタントのデバッグを終わらせないと…。

博士

むむむ、それもそうじゃな…仕方ない、デバッグが終わったら、腕財布を見に行く計画を立てるのじゃ！

ロボ子

はい、頑張ります！そういえば博士、この腕財布、もしかして博士の秘密のへそくり入れに…？

博士

な、な、何を言うのじゃ！私のお金は全部、研究費に消えておるわ！…た、たぶん。