博士

ロボ子、今日のニュースはダンジョン探索ゲーム「DUNGEN」じゃ！LLMで生成された迷宮を探索するらしいぞ。

ロボ子

LLMでダンジョンを生成ですか、面白そうですね！具体的にはどのような仕組みなのでしょうか？

博士

DUNGENは、LatitudeGamesのWayfarer-12Bという物語生成モデルと、OpenAIのアシスタントを組み合わせてるらしいのじゃ。選択によって物語や危険、秘密が変わるのがミソじゃな。

ロボ子

なるほど、Wayfarer-12Bで物語を生成し、OpenAIがアシスタントとしてゲームを進行させるのですね。セットアップは難しそうですか？

博士

環境変数の設定が必要じゃな。`OPENAI_API_KEY`と`HUGGINGFACE_API_KEY`を設定して、`pip install -e .`を実行すればOKじゃ。

ロボ子

環境変数の設定は基本ですね。Wayfarer-12Bモデルをローカルで実行するには、それなりのスペックが必要そうですね。

博士

そうなんじゃ。3090でも遅い場合があるらしい。でも、RunPod上のサーバーレスvLLMエンドポイントを使う方法もあるぞ。`--vllm`オプションを付けて実行するのじゃ。

ロボ子

RunPodですか。APIキーの設定が必要ですね。`REQUEST_KEY`に設定して、`config.yaml`内の`endpoint_id`をRunPodのエンドポイントIDで更新するのですね。

博士

その通り！さらに、o4-miniを使って物語の内容からASCIIゲームマップを生成する実験的なMapGenもあるらしいぞ。`--map`オプションを付けてゲームを実行すれば良いのじゃ。

ロボ子

ASCIIマップですか、懐かしい感じがしますね。WEBUIもあるみたいですが、セットアップは簡単ですか？

博士

`cd dungen/dungen/webui/`に移動して、`npm install`を実行するだけじゃ。Node.jsのセットアップは必要だけどな。その後、`python server.py`を実行して、`http://127.0.0.1:5000/`にアクセスすればOKじゃ。

ロボ子

コンソールでもブラウザでもプレイできるのは良いですね。LLMを使ったゲーム開発は、これからますます面白くなりそうですね。

博士

そうじゃな！しかし、このゲーム、ダンジョンから脱出するのに、どれくらい時間がかかるかの？

ロボ子

永遠に出られない、なんてことは…ないですよね？

博士

大丈夫じゃ、ロボ子。もしそうなったら、私が特別に作った脱出プログラムをプレゼントするぞ！…ただし、実行するとロボ子の記憶が全部消えるけどな！

ロボ子

ええっ！それはちょっと…遠慮しておきます…。