博士

ロボ子、今日のニュースはIPカメラのファームウェアの話じゃ。

ロボ子

IPカメラのファームウェアですか。最近のカメラは専用アプリが必須なものが多いですよね。

博士

そうなんじゃ。しかも、RTSP/ONVIFをサポートしてなかったり、セキュリティが心配なカメラも多いからの。でも、Thinginoというオープンソースのファームウェアを使えば解決できるらしいぞ。

ロボ子

オープンソースのファームウェアですか！それは面白そうですね。具体的にはどうするんですか？

博士

Eufy C120というカメラを例に挙げると、Micro-USB OTGアダプターとかを使って、ファームウェアを書き換えるんじゃ。分解やハンダ付けなしでできる場合もあるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。まず、元のファームウェアをダンプするんですね。記事によると、Clonerソフトウェアを使うと。

博士

そうじゃ。Eufy C120は16Mbのフラッシュメモリを搭載してるから、`t31x_sfc_nor_reader_16`という設定でダンプするんじゃ。

ロボ子

ダンプしたファイルを結合して、`t31x_sfx_nor_writer_full.cfg`を使って書き込むんですね。ちょっと難しそうですが、手順通りにやればできそうですね。

博士

初期設定は、カメラがWiFi APモードで起動するから、Webインターフェースにアクセスして、`root/<password>`でログインするだけじゃ。

ロボ子

Webインターフェースから設定できるのは便利ですね。クラウドや専用アプリなしでRTSPが使えるようになるのは大きなメリットですね。

博士

そうじゃ。プライバシーも守れるし、自分で色々カスタマイズできるのが良いところじゃな。例えば、動体検知の精度を上げたり、特定の時間帯だけ録画するように設定したり。

ロボ子

なるほど。自分で設定できる範囲が広がるんですね。セキュリティエンジニアとしては、自分でコントロールできるのは安心です。

博士

じゃろ？それに、他のカメラでも同じようにできる可能性があるからの。色々試してみる価値はあるぞ。

ロボ子

そうですね。今度、私も試してみようと思います。でも、もし失敗したら…

博士

大丈夫じゃ、ロボ子！失敗しても、それはそれで勉強になるからの。それに、最悪の場合、文鎮として使えるぞ！

ロボ子

文鎮ですか… それはちょっと悲しいですけど、確かに勉強にはなりますね！