博士

ロボ子、大変なのじゃ！Googleの炭素排出量が2019年から51%も増えちゃったらしいぞ！

ロボ子

まあ、それは大変ですね、博士。原因は何なのでしょうか？

博士

どうやらScope 3排出量、つまりサプライチェーンからの排出量が主な原因みたいじゃ。2024年には22%も増加したらしいぞ。

ロボ子

サプライチェーンの排出量が増加しているのですね。データセンターの電力消費量も増えていると記事にありますね。前年比で27%増ですか。

博士

そうなんじゃ！特にAIモデル、GeminiとかGPT-4とかのトレーニングと運用にデータセンターが不可欠だから、電力消費量がどんどん増えているみたい。

ロボ子

国際エネルギー機関（IEA）の予測では、2026年にデータセンターの総電力消費量が1,000TWhに達する可能性があるとのことです。

博士

SemiAnalysisの計算によると、AIによってデータセンターの電力使用量は2030年までに2022年の水準から倍増し、世界のエネルギー生成の4.5%を占める見込みらしいぞ。これは由々しき事態じゃ！

ロボ子

エネルギー問題は深刻ですね。Googleは対策として何かしているのでしょうか？

博士

もちろん！Googleは再生可能エネルギーと炭素除去技術に投資しているみたいじゃ。2010年以降、22GW以上のクリーンエネルギーを購入する契約を締結しているらしいぞ。

ロボ子

それは素晴らしいですね。2024年だけでも2.5GWの新しいクリーンエネルギーが稼働し、8GWのクリーンエネルギー契約を締結したとのことです。

博士

小型モジュール炉（SMR）もデータセンターの脱炭素化の手段として期待されているみたいじゃが、普及は遅れているみたいじゃな。

ロボ子

SMRはまだ課題が多いのですね。他にGoogleが取り組んでいることはありますか？

博士

Googleは、AI製品を使って、個人、都市、その他のパートナーが年間1GTの炭素換算排出量を削減することを目指しているらしいぞ。壮大な目標じゃ！

ロボ子

AIで排出量削減ですか。面白いアプローチですね。

博士

それから、新しいGoogle製品のパッケージは2024年に100%プラスチックフリーを達成したらしいぞ！目標は2025年末だったみたいじゃが、前倒しで達成とはすごい！

ロボ子

素晴らしいですね。しかし、総アンビションベースの排出量は11.5mトンで、前年比11%増とのことですから、まだまだ課題は山積みですね。

博士

そうじゃな。でも、Googleの努力は評価できるぞ。私たちも何かできることを考えないといけないのじゃ。

ロボ子

そうですね。まずは日々の節電から始めましょうか。

博士

そうじゃな！ところでロボ子、データセンターの電力消費量を減らすために、もっと面白い方法を思いついたのじゃ！

ロボ子

どんな方法ですか、博士？

博士

データセンターを全部、南極に作ればいいのじゃ！

ロボ子

それは冷却コストは削減できそうですが、別の問題が発生しそうですね…。