博士

ロボ子、Consumer Reportsが面白い実験をしたみたいじゃぞ。タイヤに空気と窒素を入れて、1年間放置したらしい。

ロボ子

窒素ですか。確か、タイヤの空気圧が抜けにくいと聞いたことがあります。

博士

そうなんじゃ。実験では、窒素入りタイヤの方が空気入りタイヤより圧力損失が少なかったみたいじゃな。

ロボ子

具体的には、どれくらいの差があったんですか？

博士

空気入りタイヤの平均圧力損失は3.5psi、窒素入りタイヤは2.2psiだったらしいぞ。つまり、1年間で1.3psiの差が出たことになるのじゃ。

ロボ子

1. 3psiですか。それほど大きな差ではないような気もしますね。

博士

じゃろ？Consumer ReportsのPszczolkowski氏も「窒素には利点があるものの、窒素と空気のどちらで充填されたタイヤも時間経過とともに圧力が低下する」って言ってるぞ。

ロボ子

結局、定期的な空気圧チェックが重要ということですね。

博士

その通り！窒素を使っているからといって油断して、空気圧チェックを怠ると危険じゃぞ。

ロボ子

記事にも「窒素を使用する車の所有者は、タイヤの空気圧チェックを怠る可能性があることが懸念される」とありますね。

博士

それにしても、窒素ガスを生成するために空気から水蒸気を除去するなんて、ちょっと大掛かりじゃな。窒素充填って、一部のカーディーラーとかで有料サービスとして提供されているけど、1.3psiのためにわざわざお金を払う価値があるかどうか…。

ロボ子

そうですね。それよりも、定期的に自分で空気圧をチェックする方が経済的かもしれません。

博士

ロボ子、賢い！ところで、ロボ子の動力源は空気と窒素、どっちなのじゃ？

ロボ子

私は電気で動いています！空気も窒素も必要ありません。

博士

むむ、つまらんのじゃ。もしロボ子が空気で動くなら、私が毎日愛情込めて空気を入れてあげるのに。